アニメ&ゲーム カテゴリ
ORICON NEWS

『ONE PIECE』最終章はすぐ終わらない 作者が言及で今年は頭が混乱の一年 来年は「あいつとあいつが戦うの!?みたいなお話」

 アニメ『ONE PIECE』のステージイベントが18日、千葉・幕張メッセで開催中の『ジャンプフェスタ2023』内で行われ、麦わらの一味を演じている声優陣が登場した。原作者・尾田栄一郎からのコメントが読み上げられ、最終章に突入した今後の原作漫画について言及した。なお、尾田氏からのコメント全文は公式ツイッター(@Eiichiro_Staff)で公開されている。

『ONE PIECE』コミックス104巻

『ONE PIECE』コミックス104巻

写真ページを見る

 カードゲーム、劇場版アニメの大ヒット、原作漫画が最終章に突入した『ONE PIECE』。尾田氏は「今年はワノ国編も終わりまして、本編バタバタだし、映画『RED』も大ヒットだしで、頭ぐちゃぐちゃな一年でした」とうれしい悲鳴。

 連載から25年経過しているが、「もう25年もやってて、こんなに長いお話なのに、最近また若い読者がどんどん入ってきてくれてる実感があり、うれしいです」と新規読者の獲得を実感しているという。

 原作の最終章については「最終章だと最終章だとまぁ、あおっちゃったのは僕なんだけど、言う程あっという間に終わったりはしませんから、肩の力抜いて気軽に読んでもらえたらいいなと思います」と伝えた。

 さらに「来年の原作『ONE PIECE』は、まさかの!! あいつとあいつが戦うの!?みたいなお話になります! タイトルをつけるな『ONE PIECE』ら『大・混・戦』!! 誰も死なないで〜!! 来年の『ONE PIECE』も超ご期待ください!!」と呼びかけた。

 1997年7月22日より『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした同作は、伝説の海賊王・ゴール・D・ロジャーが残した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”をめぐる海洋冒険ロマン。悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べゴム人間となり、体がゴムのように伸びる特殊な能力を持った主人公の少年モンキー・D・ルフィが、仲間を集め海賊「麦わらの一味」を結成し、海賊王を目指す壮大なストーリー。

 コミックスの全世界累計発行部数は5億1000万部を突破しており、2022年7月発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)34号より最終章に突入している。

 なお、2019年に尾田氏は物語について「あと5年で終わる」と発表しており、2021年1月に連載1000話を迎えた際は「冒険はここへ来て、最終章に片足をつっこんでます」とし、9月にコミックス第100巻が発売された際は「物語は終盤です」と伝えていた。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索