お笑いコンビ・うるとらブギーズが16日にABEMAで放送された反面教師バラエティー『しくじり先生　俺みたいになるな!!』の人気企画「キングオブう大」に優勝。3代目王者に決まった。

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　16日の放送では、前回に引き続き、お笑いコンビ・かもめんたるの岩崎う大に評価されたい芸人たちのネタバトル「キングオブう大2022」を放送。今年で第3回目となる「キングオブう大2022」には、青色1号、うるとらブギーズ、スーパーニュウニュウ、ゾフィー、ファイヤーサンダーら5組の実力派コント師たちが集結。さらにお笑いコンビ・オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、アルコ＆ピースの酒井健太で結成された、アルコ＆ピースの平子祐希プロデュースによる“しくじり学園SPユニット”も加わり、全6組がコントを披露。う大先生が100点満点で採点し、その場でネタ批評を行った。

　前回の放送では、青色1号、ゾフィー、スーパーニュウニュウの3組がネタを披露し、トップバッターを飾った青色1号が89点を獲得して、暫定1位の座を死守した。そして今回、4組目にはファイヤーサンダーが登場。ボケ担当の崎山祐（※崎はたつさき）が取り仕切るとある団体に、ツッコミ担当のこてつが新入りとしてやってくるところから始まり、そこで待ち受けていた予想外な出来事にこてつさんは大困惑で…というコントを披露した。第1回大会ではう大先生から「台本が透けて見える」などと鋭い指摘を受け6組中5位という結果に終わってしまったファイヤーサンダーだったが、今回はう大先生が90点と採点し、青色1号を抜いて暫定1位に。喜びに打ち震えるファイヤーサンダーに、う大先生は「いろんな笑いのパターンもあってすごくバランスがいいネタ」「よくわからない団体がなぜ存在しているのか、ネタ中に明かされるのもいい」などと評価し、演技やストーリー展開についてアドバイスを送った。高評価を得て、見事前回の雪辱を果たしたファイヤーサンダーに、若林は「このまま優勝してほしいね、（第1回大会からの）物語があるだけに」と期待を寄せた。

　続いて5組目、うるとらブギーズは不良高校生たちのなわばり争いを題材にしたネタを披露。最初の場面では、タイマン対決と称してツッコミ担当の佐々木崇博を呼び出しておきながら、自身は大勢の仲間を引き連れてきてやってきたボケ担当の八木崇。「卑怯だぞ」と反発する佐々木だったが、その後衝撃の事実が発覚し、タイマン対決は意外な方向へと発展して…。

　テンポよくボケが繰り出されたうるとらブギーズのコントに、しくじり学園のメンバーたちは大笑い。中でも生徒役で出演したアイドルグループ・NMB48の渋谷凪咲は「涙出るくらい笑っちゃった」「（ボケ）全部がめちゃくちゃ面白くて、大好きでした」と絶賛。そんなうるとらブギーズのコントをう大先生は93点と高評価。暫定1位のファイヤーサンダーを抜き、“過去最高得点”を叩き出したうるとらブギーズは思わず抱き合って「めちゃくちゃうれしい！」「よっしゃー！」と大歓喜。う大先生は「ボケの1個1個の大喜利が面白かった。全部ハマっていた」「卑怯をピュアにやってる奴を説き伏せていくっていうところがコントになる発想がすごいなって思いますね。（批評として）あまり言うことがない」と、称賛を送りました。　

　そして最後に、しくじり学園SPユニットが声優養成所での講師と生徒のやりとりを描いたコントを披露したが…。中堅芸人たちによる渾身のコントに、う大先生は「（単発の笑いが多く）全体としてのグルーブ感が存在しなかったのが残念」と辛口に語ると、「それぞれが仕事を全うしていたなと…」ともコメント。これにしくじり学園SPユニットのメンバーは「恥ずかしいよ！」「バカだなって言われたいっすよ」「それが一番嫌です！」と声を上げ笑いを誘ったが、う大先生はそんなしくじり学園SPユニットのネタを80点と採点。「キングオブう大2022」優勝はうるとらブギーズに決定した。

　実力派コント師たちによる真剣勝負の模様や。ここでしか見ることのできないう大先生の寸評など、お笑いファン必見の本放送は放送後7日間見逃し視聴が可能となっている。