プロフィギュアスケーターの羽生結弦が、23日放送のニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』（後10：00）にゲスト出演する。放送に先立って、アーティストとアスリートという違うステージで活躍する2人が“言葉”の持つすごさを改めて語った収録の様子が明かされた。

【写真】その他の写真を見る

　ユーミンの熱烈なラブコールに応える形で、ゲスト出演を決めた羽生は「僕なんかがユーミンさんの会いたい人で良いんですか？」と謙そん気味にひと言。ユーミンと羽生は2019年の『24時間テレビ』（日本テレビ系）以来、3年振り、2度目の共演となる。初共演時と比べて「雰囲気が変わったなと思います」とユーミンが羽生の変化について触れると「あのときのほうが緊張していたんだと思います。お会いしたのが滑る前だったから」と本番前で高めている時間だったことを告白した。

　しかし、ユーミンと会えて感動したことは鮮明に覚えているようで「そのときに言われて、自分のなかでめちゃくちゃ大切にしている言葉がいっぱいあります」と羽生にとってユーミンとの初対面は貴重な時間だったと明かした。

　番組では、ユーミンが羽生に聞きたかったさまざまな質問が投げられた。7月にプロ転向を決意した当時の心境や葛藤、演技時の楽曲にユーミンの「春よ、来い」を選曲した理由のほか、2月に行われた北京オリンピックの話も。苗場でオリンピックの演技を見たユーミンはその後SNSにメッセージを投稿し話題となったが、それは羽生に届いていたのか。

　時に笑顔で、時に真剣な表情で対談は進行し、羽生からユーミンへの質問タイムも。冒頭から何度も、ユーミンの“言葉”に力をもらったと繰り返し話す羽生からは次々に質問が飛び出し、ユーミンも率直なアドバイスを送った。