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堀井美香、秋田弁で圧巻の朗読 小林多喜二の壮絶な人生と母・セキの愛つづった『母』に挑む「大事に読み続けていきたい」

 今年3月にTBSを退社したフリーアナウンサー堀井美香(50)が2日、ルーテル市ヶ谷ホールで「yomibasho vol.2  堀井美香朗読会『母』」を行った。

「yomibasho vol.2  堀井美香朗読会『母』」の模様

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 同作は、三浦綾子により書かれた、小林多喜二の母による全編秋田弁の語り。壮絶な多喜二の人生と、息子に寄り添った母・セキの愛が語られていく。

 教会のホールという場所にふさわしい題材を探す中で、クリスチャンである三浦の作品にたどり着き、三浦の『泥流地帯』の舞台である北海道・上富良野町との縁もあって、この作品に行き着いた。演出家の深作健太が構成をし、深作のもとで稽古を積んだ。

 前回の朗読会は5分でチケットが即完したが、今回も4倍近い倍率となった。満杯に埋まった会場では、冒頭からすすり泣く声が聞こえるなど、堀井が圧巻の語りで魅了していった。

 ピアニスト川田健太郎の美しい旋律が物語を包み込み、休憩を挟んでの2時間、終始観客は舞台に釘付けになっていた。来夏には、多喜二と母・セキが過ごし、堀井の故郷でもある秋田で、800人という大きな会場での公演が決まっている。堀井は「90歳のセキさんの語りにたどり着くにはまだまだ時間がかかる。だからこの作品を大事に読み続けていきたい」と語っていた。

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