タレントの堺正章が1日、ブルーノート東京でライブ『MASAAKI SAKAI 60th Anniversary Premium Live 2022 at Blue Note Tokyo』を開催。公演前にリハーサル&囲み取材を行い、今の心境を語った。
2年連続5度目となるブルーノート公演は、自身のデビュー60周年を記念したプレミアムライブ。トップミュージシャンを率いて、ザ・スパイダースの名曲やソロ転向後のヒット曲などを披露しつつ、トークも展開する。
堺は、公演前のリハーサルで「バン・バン・バン」「ノー・ノー・ボーイ」の2曲を披露。1曲目を披露した後、「命がけでお届けいたしました。10分休憩を挟みます」と冗談を飛ばし、報道陣に「(演奏する楽曲に)何かリクエストは?」「ないですよね。あらかじめ用意していた曲をやります」と舌好調だった。
「ご苦労様でした。ゆっくり休んでください!」とバンドメンバーを労いつつ、舞台に残った堺は報道陣からの質問に対応。はじめに60周年についてに聞かれ、「あっという間というわけではなかったですね。紆余曲折もありましたし、失敗から学ぶこと、いろいろなことがあっての60年でした」と回答した。そして、「芸事をやっている人間としては、すべてが自分の力になっていくような、魅力のある人間に少しでもなれたらと、60年間修行をしていたような感じです」としみじみ言葉を続けていた。
音楽活動だけでなく、俳優業や司会業など、活動の幅を広げてきたことについて思うことについては「きつい質問ですよ、それは(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、「できれば歌で一生を終えられたらよかった…というのが本音。そうやって生きていたかったけど、世の中そう需要に応じて供給をしていく中で、どちらかというと歌うよりも歌う方を紹介する方に回ってしまった。そんな自分に情けなさを覚えたり、疑問符がついたこともありました」と回顧した。
その後、「ただ、60年間ヒット曲を出し続けたり、注目を浴び続けるということがはたしてできたのか。それはわかりませんが、今のような自分に誇りを持つことができればいいのかなと思う節もございます」と笑顔で語る。「今は何でも器用にやる人よりも、何かに精通している人の方が輝いている時代。僕も今までとは違うやり方を模索しなきゃいけないのかなと思いつつ、いつまでできるかわかりませんが、力尽きるまでがんばっていきたい」と力を込めた。
ライブについては「やっぱり古巣に戻る感覚ですよ。自分が中心に立って歌えるのはこの上ない喜びです。それに“60周年”というタイトルも付きましたから、ザ・スパイダーズという地金を上手く叩けたのではないかと思いもあります。未だにこうして声が出せることがうれしいですし。一番楽しんでいるのは自分かもしれませんね」と、目を輝かせていた。
2年連続5度目となるブルーノート公演は、自身のデビュー60周年を記念したプレミアムライブ。トップミュージシャンを率いて、ザ・スパイダースの名曲やソロ転向後のヒット曲などを披露しつつ、トークも展開する。
堺は、公演前のリハーサルで「バン・バン・バン」「ノー・ノー・ボーイ」の2曲を披露。1曲目を披露した後、「命がけでお届けいたしました。10分休憩を挟みます」と冗談を飛ばし、報道陣に「(演奏する楽曲に)何かリクエストは?」「ないですよね。あらかじめ用意していた曲をやります」と舌好調だった。
「ご苦労様でした。ゆっくり休んでください!」とバンドメンバーを労いつつ、舞台に残った堺は報道陣からの質問に対応。はじめに60周年についてに聞かれ、「あっという間というわけではなかったですね。紆余曲折もありましたし、失敗から学ぶこと、いろいろなことがあっての60年でした」と回答した。そして、「芸事をやっている人間としては、すべてが自分の力になっていくような、魅力のある人間に少しでもなれたらと、60年間修行をしていたような感じです」としみじみ言葉を続けていた。
音楽活動だけでなく、俳優業や司会業など、活動の幅を広げてきたことについて思うことについては「きつい質問ですよ、それは(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、「できれば歌で一生を終えられたらよかった…というのが本音。そうやって生きていたかったけど、世の中そう需要に応じて供給をしていく中で、どちらかというと歌うよりも歌う方を紹介する方に回ってしまった。そんな自分に情けなさを覚えたり、疑問符がついたこともありました」と回顧した。
その後、「ただ、60年間ヒット曲を出し続けたり、注目を浴び続けるということがはたしてできたのか。それはわかりませんが、今のような自分に誇りを持つことができればいいのかなと思う節もございます」と笑顔で語る。「今は何でも器用にやる人よりも、何かに精通している人の方が輝いている時代。僕も今までとは違うやり方を模索しなきゃいけないのかなと思いつつ、いつまでできるかわかりませんが、力尽きるまでがんばっていきたい」と力を込めた。
ライブについては「やっぱり古巣に戻る感覚ですよ。自分が中心に立って歌えるのはこの上ない喜びです。それに“60周年”というタイトルも付きましたから、ザ・スパイダーズという地金を上手く叩けたのではないかと思いもあります。未だにこうして声が出せることがうれしいですし。一番楽しんでいるのは自分かもしれませんね」と、目を輝かせていた。
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2022/12/01