3年ぶりの開催となる『新春浅草歌舞伎』製作発表記者会見がこのほど、都内で行われ、尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助、坂東新悟、中村種之助、中村隼人、中村橋之助、中村莟玉、山根成之ら出演者が登場した。
同公演は、歌舞伎の次代を担う役者によって、江戸時代よりエンターテインメントの一大拠点であった浅草で“若手の登竜門”として40年以上にわたり毎年開催されていたが、新型コロナウイルスの影響で2020年の公演を最後に開催が見送られてきた。今回、3年ぶりとなる公演は23年1月2日から24日まで浅草公会堂で行われる。
松也は、公演中止が決定した21年公演を振り返り「ショックだった」と心境を明かし、「今後どうなるか見通しも立たない状況でしたが、僕らに繋いできていただいた先輩たちのためにも、僕らの代で無くなってしまうことがないように、次の世代にバトンを渡せるようにやっていこうというのが大きな目標だった。このまま無くなってしまうのではという不安もありましたが、これまでの2年間は歌舞伎座で序幕としてやらせていただいて、浅草で1月はやるんだという気持ちを繋いできた」と中止期間の思いを語る。
続けて「ようやく来年できるというのは非常にうれしい」と喜びながら、「この2年間も我々にとっては、歌舞伎座の序幕で『浅草』という看板を背負ってできたということは大きな経験でもありましたし、そういう意味ではこの2年間もすごく意味のあったものになった」と振り返った。
若手俳優が大役を担う同公演は「いろんなスキルや経験を学ばせてくれるとても特別な公演」とし、「チーム浅草という意識が強く、どうやって一緒に盛り上げていくか、どういうふうに守っていくかという思いが一番大きいと思います。年齢も近いので、和気あいあいという雰囲気ですが、お芝居ではピリっとしないとダメだと思うのでメリハリも」と意気込みを語った。
同公演は、歌舞伎の次代を担う役者によって、江戸時代よりエンターテインメントの一大拠点であった浅草で“若手の登竜門”として40年以上にわたり毎年開催されていたが、新型コロナウイルスの影響で2020年の公演を最後に開催が見送られてきた。今回、3年ぶりとなる公演は23年1月2日から24日まで浅草公会堂で行われる。
松也は、公演中止が決定した21年公演を振り返り「ショックだった」と心境を明かし、「今後どうなるか見通しも立たない状況でしたが、僕らに繋いできていただいた先輩たちのためにも、僕らの代で無くなってしまうことがないように、次の世代にバトンを渡せるようにやっていこうというのが大きな目標だった。このまま無くなってしまうのではという不安もありましたが、これまでの2年間は歌舞伎座で序幕としてやらせていただいて、浅草で1月はやるんだという気持ちを繋いできた」と中止期間の思いを語る。
続けて「ようやく来年できるというのは非常にうれしい」と喜びながら、「この2年間も我々にとっては、歌舞伎座の序幕で『浅草』という看板を背負ってできたということは大きな経験でもありましたし、そういう意味ではこの2年間もすごく意味のあったものになった」と振り返った。
若手俳優が大役を担う同公演は「いろんなスキルや経験を学ばせてくれるとても特別な公演」とし、「チーム浅草という意識が強く、どうやって一緒に盛り上げていくか、どういうふうに守っていくかという思いが一番大きいと思います。年齢も近いので、和気あいあいという雰囲気ですが、お芝居ではピリっとしないとダメだと思うのでメリハリも」と意気込みを語った。
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2022/12/02