歌手で俳優の三宅健（43）が25日、都内で初の写真集『才色健美』（小学館）の発売記念取材会に参加した。

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　“奇跡の43歳”として、その美貌が話題を集める三宅が、美容雑誌『美的GRAND』で2019年冬号から連載をスタートした人気企画「才色健美」。毎号、三宅の体のパーツをクローズアップしたインパクトのあるヴィジュアルが話題となり、読者からの反響を呼んでいる。そんな雑誌連載と撮り下ろしカットなどで構成された、こん身の1st写真集となる。

　美容誌から連載のオファーが来たことを振り返った三宅は「正直、自分自身、そんなに美容に特化している人間だと思っていない。自分で美容雑誌の連載が、きちんと務まるのか、と最初は思いました」と本音を明かす。それでも「スタッフさん、編集の方だとかが『こういう企画は、どうですか？』と勧めてくださった。その中で、パーツ切りでいろんな僕を見せていくという話だった。今まで自分の細かいパーツにフォーカスをしてきたことはなかった。これは新しい自分が発見できたり、いろいろ考えるキッカケになるのかなと思った。そこからスタートした感じです」と振り返っていた。

　写真集のこだわりポイントを問われると「基本的には『美的GRAND』の連載のまとめ本ではあるんですけど、そこに撮り下ろし44ページ。普段の連載では撮らないようなカットや外ロケの撮影など、連載ではできないことを盛り込んだ」とする。加えて、連載には掲載されていないカットも。「もともと『美的GRAND』は4ページ。撮影をする度に、4ページに収まり切らないアザーカットがある。泣く泣く編集の方も落とさないといけないものがある。これまでアザーカットで使用されなかったものを厳選して僕が全て選んで使っています」と呼びかけた。

　最後に三宅は「『美的GRAND』の連載の集大成。僕なりの美容にまつわるエピソードが掲載されています」と本作について語る。「僕の経験してきた美に関するエピソードがつづられている。『キレイになりたい』というのは男性女性に問わず、今の時代は誰もが求めることであっていい。今でこそ『奇跡の43歳』とはやし立てられていますが、僕自身も肌のトラブルに悩んでいた時代もある。そんなことを、この写真集の中ではつづっている。もし、肌のトラブルで悩まれている方など、ぜひとも見ていただきたい」と発信していた。

　また、イベント終了後には、2021年11月に解散したV6でともに活動し、ジャニーズアイランドの新社長に就任した井ノ原快彦へのメッセージを求められた。去り際だったこともあり、三宅は「頑張ってください！」とにっこり一言。短い言葉で激励していた。