タレントの板尾創路が12日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで行われた『関西演劇祭2022』の開会式に登場し、同イベントに対する期待感を語った。
2019年から“つなぐ”をテーマにスタートした同イベント。第1回で脚本賞と演出賞を受賞した野村有志(オパンポン創造社)はその後テレビの脚本を担当し、同じく第1回に出演した浅越はアクター賞の受賞後にNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に起用された。さらに、第2回ベストアクトレス賞の佐野あやめ(劇団乱れ桜)、第3回ベストアクター賞の寺井竜也(メガネニカナウ)も続々とドラマ出演が決定するなど、同イベントはさらなる広がりを見せ、新たなコミュニティーやコンテンツが次々と派生していった。そして“つなぐ場”から“つながる場”へと変貌しつつあることを受け、4回目となった今年は“つながる”をテーマに開催される。
開会式では参加する劇団が紹介され、都合で登壇できなかった幻灯劇場を除く9劇団の代表者が意気込みを語った。
かのうとおっさんの嘉納みなこは、家を出た瞬間に蜂がまとわりついて命の危険を感じたというエピソードを明かしつつ、「ハッピーなお芝居を皆さんに届けたいと思います」とあいさつ。
吉本芸人で構成された劇団イロモンスター代表のシゲカズですは、「芸人集団ですので、楽しく笑ってもらえるようにがんばりたいです」とコメント。「うちの主演俳優が『誰が一番芝居がうまいか教えたるわ』って言ってました」と客席にいた主演のお笑いコンビ・滝音の秋定遼太郎に突如水を向け、笑いも誘った。
劇団なんば千日前の代表・吉田裕は、「普段は吉本新喜劇で服を脱がされて、茶色い棒で右乳をドリルされる芸をやらせてもらっていますが、今回はそのすべてを捨てて新喜劇5人のメンバーでまっすぐのお芝居で勝負したいと思います。ギャグは完全に“せんのかい!”です」と意気込みを語った。
最年長となった劇団・ラビット番長の井保三兎は、「普段は東京の池袋を拠点に活動しています。平均年齢42歳。舞台上に加齢臭をまき散らしながら、出演者の3分の2は腰痛を抱えながらやっています。生暖かく応援してくれると嬉しいです」自虐的にコメント。対して、出演者の平均年齢が17歳というRE:MAKEの大西千保は、トップバッターで上演することもあり「みなさんの胸を借りる気持ちで、思いっきり勢いをつけて元気よくいきたいと思います」と声を弾ませた。
開会式では、同イベントを担う実行委員長やフェスティバルディレクターやSPサポーターの紹介も。大の舞台好きで知られ、同イベントの実行委員長を務めるフリーアナウンサーの笠井信輔は、「今年は舞台を70本くらい見ましたが、『関西演劇祭』に出演される劇団はお初の方ばかりです。初めての方と出会うことをとても楽しみにしています」と期待を寄せた。
また、第1回よりフェスティバルディレクターを務めるタレントの板尾創路は、「4年目のフェスティバルディレクターをやらせていただきます。あっという間に4回目を迎えました。3年続いたらいいかなと思っていたら、今年もできるということで、今後ももっともっと回数を伸ばしていきたいですね。今回も初めて参加される劇団さんが多いですが、自分たちの劇場やと思って伸び伸びと一生懸命やっていただくと、すごく伝わるものがあると思います。ティーチインでもお客さんとか、我々審査員と意見交換をし合って、どんどんつながりを深めてほしい。熱演を期待しております」とエールを送った。
SPサポーターとして初参加となるネルケプランニング代表・野上祥子氏は、「出演する劇団は、何歳の人でも演劇を楽しんでもいいということがとてもよくわかる顔ぶれだと思います。今回の出会いに期待をしております」と語り、映画監督の三島有紀子氏は、かつて大阪・扇町にあった扇町ミュージアムスクエアという小劇場でも舞台を見てきたことを明かしながら、「こうして関西で皆さんのお芝居を観られることを楽しみにしています」とコメントした。
様々なドラマを手がけるNHKエンタープライズのエグゼクティブプロデューサー・山本敏彦氏は、「キャスティングを考える上でも様々な劇団を普段から観ている」といい、「ここでご縁ができて、ドラマに出てもらいたいと思います。審査もしますが、会場のみなさんと一緒に楽しみたいですね」と将来の展望も垣間見せる。
第1回からSPサポーターとして携わり、今年はスーパーバイザーとして参加している脚本家/演出家の西田シャトナーは「リハーサルもすべて拝見しました。びっくりするぐらい、いろんなお芝居があります。SNSなどを通じて面白いことを伝えていけたら」と意気込んだ。最後に「『関西演劇祭』とSNSでつながりませんか?」と舞台上から呼びかけた。
同イベントでは、有名無名を問わず厳選された10劇団が45分の作品を上演。1回目から好評のティーチインも継続し、きょう12日から20日まで劇団/クリエイター/観客の新たなコミュニケーションの場を提供していく。開会式にはこのほか、司会進行としてザ・プラン9の浅越ゴエとNMB48・安部若菜も登場した。
2019年から“つなぐ”をテーマにスタートした同イベント。第1回で脚本賞と演出賞を受賞した野村有志(オパンポン創造社)はその後テレビの脚本を担当し、同じく第1回に出演した浅越はアクター賞の受賞後にNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に起用された。さらに、第2回ベストアクトレス賞の佐野あやめ(劇団乱れ桜)、第3回ベストアクター賞の寺井竜也(メガネニカナウ)も続々とドラマ出演が決定するなど、同イベントはさらなる広がりを見せ、新たなコミュニティーやコンテンツが次々と派生していった。そして“つなぐ場”から“つながる場”へと変貌しつつあることを受け、4回目となった今年は“つながる”をテーマに開催される。
開会式では参加する劇団が紹介され、都合で登壇できなかった幻灯劇場を除く9劇団の代表者が意気込みを語った。
かのうとおっさんの嘉納みなこは、家を出た瞬間に蜂がまとわりついて命の危険を感じたというエピソードを明かしつつ、「ハッピーなお芝居を皆さんに届けたいと思います」とあいさつ。
吉本芸人で構成された劇団イロモンスター代表のシゲカズですは、「芸人集団ですので、楽しく笑ってもらえるようにがんばりたいです」とコメント。「うちの主演俳優が『誰が一番芝居がうまいか教えたるわ』って言ってました」と客席にいた主演のお笑いコンビ・滝音の秋定遼太郎に突如水を向け、笑いも誘った。
劇団なんば千日前の代表・吉田裕は、「普段は吉本新喜劇で服を脱がされて、茶色い棒で右乳をドリルされる芸をやらせてもらっていますが、今回はそのすべてを捨てて新喜劇5人のメンバーでまっすぐのお芝居で勝負したいと思います。ギャグは完全に“せんのかい!”です」と意気込みを語った。
最年長となった劇団・ラビット番長の井保三兎は、「普段は東京の池袋を拠点に活動しています。平均年齢42歳。舞台上に加齢臭をまき散らしながら、出演者の3分の2は腰痛を抱えながらやっています。生暖かく応援してくれると嬉しいです」自虐的にコメント。対して、出演者の平均年齢が17歳というRE:MAKEの大西千保は、トップバッターで上演することもあり「みなさんの胸を借りる気持ちで、思いっきり勢いをつけて元気よくいきたいと思います」と声を弾ませた。
開会式では、同イベントを担う実行委員長やフェスティバルディレクターやSPサポーターの紹介も。大の舞台好きで知られ、同イベントの実行委員長を務めるフリーアナウンサーの笠井信輔は、「今年は舞台を70本くらい見ましたが、『関西演劇祭』に出演される劇団はお初の方ばかりです。初めての方と出会うことをとても楽しみにしています」と期待を寄せた。
また、第1回よりフェスティバルディレクターを務めるタレントの板尾創路は、「4年目のフェスティバルディレクターをやらせていただきます。あっという間に4回目を迎えました。3年続いたらいいかなと思っていたら、今年もできるということで、今後ももっともっと回数を伸ばしていきたいですね。今回も初めて参加される劇団さんが多いですが、自分たちの劇場やと思って伸び伸びと一生懸命やっていただくと、すごく伝わるものがあると思います。ティーチインでもお客さんとか、我々審査員と意見交換をし合って、どんどんつながりを深めてほしい。熱演を期待しております」とエールを送った。
SPサポーターとして初参加となるネルケプランニング代表・野上祥子氏は、「出演する劇団は、何歳の人でも演劇を楽しんでもいいということがとてもよくわかる顔ぶれだと思います。今回の出会いに期待をしております」と語り、映画監督の三島有紀子氏は、かつて大阪・扇町にあった扇町ミュージアムスクエアという小劇場でも舞台を見てきたことを明かしながら、「こうして関西で皆さんのお芝居を観られることを楽しみにしています」とコメントした。
様々なドラマを手がけるNHKエンタープライズのエグゼクティブプロデューサー・山本敏彦氏は、「キャスティングを考える上でも様々な劇団を普段から観ている」といい、「ここでご縁ができて、ドラマに出てもらいたいと思います。審査もしますが、会場のみなさんと一緒に楽しみたいですね」と将来の展望も垣間見せる。
第1回からSPサポーターとして携わり、今年はスーパーバイザーとして参加している脚本家/演出家の西田シャトナーは「リハーサルもすべて拝見しました。びっくりするぐらい、いろんなお芝居があります。SNSなどを通じて面白いことを伝えていけたら」と意気込んだ。最後に「『関西演劇祭』とSNSでつながりませんか?」と舞台上から呼びかけた。
同イベントでは、有名無名を問わず厳選された10劇団が45分の作品を上演。1回目から好評のティーチインも継続し、きょう12日から20日まで劇団/クリエイター/観客の新たなコミュニケーションの場を提供していく。開会式にはこのほか、司会進行としてザ・プラン9の浅越ゴエとNMB48・安部若菜も登場した。
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2022/11/12