フィギュアスケート解説者でタレントの織田信成（35）が1日、自身のYouTubeチャンネル「織田信成の“滑るけどスベらない”チャンネル」を更新。現役フィギュアスケーターに復帰することを明かした。

　織田は「今後について」と題した動画を投稿。「皆さんに痩せたんじゃないかと言われていましたけど、今度、大会に出る予定でして。国体予選に出ます」と報告した。11月中旬の国体予選に出場するため、9月にスケート連盟に復帰届を提出。「もうあと2週間後なので。12日とかなんですよ、試合が。それに向けて頑張りたいなと思います」と決意を語った。

　復帰理由については、2021年冬に膝の手術をした後、新型コロナウイルスに感染し、体力が落ち、アイスショーで納得のパフォーマンスができなかったことがきっかけだと説明。織田は「このままじゃあかんなと思った。体力的にも、筋力的にも状態を上げていかないといけないなというふうになって。トレーニングをするモチベーションや目標が欲しかったので、大会に出たいなと思った」と心境を明かした。

　織田は、2010年バンクーバー五輪で7位。14年ソチ五輪出場を逃して現役を引退した。フィギュアスケートの解説者として活躍するほか、タレント活動をしている。母校・関西大学アイススケート部の監督を歴任している。

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