サッカー元日本代表で今季限りでの引退を発表している中村俊輔(44)が1日、都内で行われた『「コカ・コーラ」FIFA ワールドカップ 開催国ボトル発売記念イベント』に登場した。 中村は、引退を発表し、リーグ戦も終了した。26年という長いプロ生活に幕を閉じる中村は今の心境を問われると「(発表から)少し経ったんですけど、皆さんに支えられて今までやってこれたので感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝。さまざまな言葉を掛けられたそうで少しずつ実感もわいてきたそう。 自身も出場した夢舞台のW杯も間もなく始まる。選手目線から変わるのか問われると中村は「変わらないと思います。選手目線と、これから指導者を目指すので、そういう目線で見てしまうのではないか。2つの楽しみ方があると思います」とイメージした。気になるのは各国の戦い方。「国によって戦術やフォーメーションが違う。そういうのも興味がわきます」と思い描いていた。 引退後の楽しみについて問われたが「実はリーグ戦が終わって、スパイクを脱ぐはずなんですけど、きょうも練習して…。1ヶ月間は練習があるんですよ。なかなかスパイクが脱げない」と笑う。「やれるのは幸せなので今は、それに全うして。それが終わったら指導者になれるように少しずつ勉強する」と明かしていた。 この日、サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会(11月20日開幕)に臨む日本代表メンバー26人が発表された。GKは、川島永嗣、権田修一、シュミット・ダニエル、フィールドプレイヤーは、長友佑都、吉田麻也、酒井宏樹、谷口彰悟、MFは柴崎岳、遠藤航、伊東純也、山根視来、浅野拓磨、南野拓実、守田英正、鎌田大地、板倉滉、中山雄太、相馬勇紀、三笘薫、前田大然、堂安律、上田綺世、田中碧、冨安健洋、伊藤洋輝、久保建英という26人が選出された。