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50周年の石川さゆり「歌とは一番長い付き合い」 北島三郎の“金言”も

 歌手の石川さゆり(64)が29日、東京・渋谷のNHKホールで『50周年記念リサイタル〜心おもむくままに〜』を開催。ライブ前に行われた囲み取材では、これまでの歩みを感慨深く振り返った。

『50周年記念リサイタル〜心おもむくままに〜』を開催した石川さゆり (C)ORICON NewS inc.

『50周年記念リサイタル〜心おもむくままに〜』を開催した石川さゆり (C)ORICON NewS inc.

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 コンサート当日の心境について「朝起きて、雲ひとつないいいお天気で、空もこんなに応援してくれているのかなと、すごくうれしかったです。コロナ禍で私たちも大きいコンサートが開催できなかったのですが、50周年ということで、応援してくださっているみなさん、育ててくださったみなさんに歌を聞いていただけるのがうれしい」と満面の笑み。NHKホールは、私がデビューして少ししてできた(1972年11月)ので、同級生なんです。こちらも、同じだけ頑張ってきたホールなんだなと思って、今回はNHKホールに決めました」と声を弾ませた。

 デビュー当時を振り返り「こんなに続けられるなんて、想像のその字もできませんでした。デビューした頃、きっとそんな長いことこの世界にいないよって言われていました」と告白した。

 これまで続けてこられた秘けつについては「ほんとに歌を歌っていたら、なんと面白いことがいっぱいあるんでしょうという感じで。(デビュー当時は)歌謡曲、流行歌とかのジャンル分けがなかったんですけど、やっていくうちに演歌とかニューミュージックとか、そういうジャンル分けになっていて。それをこえて、日本の歌のすばらしさ。もちろん、自分の歌を作り、お届けしていくっていうのはあるんですけど、日本の歌のステキなところをみなさんにお伝えしていきたい」と言葉に力を込めた。

 「つらかったことはありましたか?」と向けられると「つらいっていうよりも、いろんな日はあったと思うんですけど、大変だった時に、北島三郎さんに『なんで、こういうことになるんでしょうね』って愚痴ったら『さゆり、関所だと思え、ここをこえたら、また面白いぞ』というようなことをおっしゃって。何か大変なことがあると、これは関所だと(笑)、そういうことがあるから、自分を戒めながらできるのかなと。何があるかわからないですけど、それが面白いです」と明かした。

 「さゆりさんにとって歌とは?」との質問を受けると「一番長い付き合いですね。どんな時も歌ってきました。結婚して40年も50年も経ったご夫婦が(互いの関係について)『空気ですかねー』っておっしゃるじゃないですか?それくらい、私にとっても、歌っていうのはたやすいものではないですけど…」と言葉を紡いでいった。

 場所と時期的なこともあり、紅白歌合戦にまつわる話題も。出場となれば、45回目となるが「(出始めの頃は)先輩ばかりだったのが、いつの間にか先輩がいなくなって、若い歌い手さんたちが『どうしよう、ドキドキする』とおっしゃっているんです。だから『大丈夫だよ、みんなで頑張って走ってきた1年を歌い納めるお祭りだと思って、元気に歌おう』と言っているんです」とほほえんだ。

 大物アーティストの引退宣言も話題になった1年となったが、思いを向けられると「何事も走り続けるというのは、本当にきつい大変なことです。本当にお疲れ様でしたっていう気持ちでいっぱいです。やっている限りは、走らないといけないから、どこでそういうことをみんなが考えるのか。きょうは走ることしか考えていませんけど、きょういらっしゃっているみんなも、どこかでそういうことを考える日があるかなと思います」と語っていた。

 コンサートには、KREVAがサプライズ登場を果たし「火事と喧嘩は江戸の華」をともに歌唱し、最新曲「愛するために君は生まれた」(来年配信予定)も初披露。阿久悠さんの未発表曲「みち 今もなお夢を忘れず」(作編曲:千住明 来年発売予定)を、ウクライナのバンドゥーラ奏者であるナターシャ・グジーとのコラボで初披露した。

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