テレビアニメ『ポプテピピック』（ポプテピ）第2期の第3話が、TOKYO MXなどで15日深夜に放送された。第1期で多くの回に出演したファンにおなじみの声優・矢野正明が、「おじさん役」で登場し、ネット上で「石塚運昇さんの声そっくり！」「オーキド博士…」「オレ達の矢野正明が帰ってきた」などと話題となっている。

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　同アニメは、大川ぶくぶ氏による4コマ漫画が原作。2018年1月から3月までTOKYO MXなどで放送され、30分間の放送中、前半と後半でほぼ同じ内容を放送していることや、毎回メインキャラクターの担当声優が変わるなど斬新な内容で大きな話題に。

　第2期も「誰がポプ子とピピ美の声を担当するのか？」注目が集まっており、第3話の前半はポプ子役を大谷育江、ピピ美役を犬山イヌコと『ポケットモンスター』ピカチュウ＆ニャースのコンビ、後半はポプ子役を榎木淳弥、ピピ美役を内田雄馬の『呪術廻戦』虎杖悠仁＆伏黒恵が務めた。

　特に今回、話題となったのは前半で、大谷と犬山の『ポケモン』コンビが出演したことで、矢野が声を務めたおじさんの声が、『ポケモン』オーキド博士の声にそっくりと話題に。これは第1期の第1話でも、『ポケモン』のパロディー回が放送された際、矢野が声を務めたキャラがオーキド博士を思わせるビジュアルで、さらに声もオーキド博士本人の声を務めた石塚運昇さん（当時）に似ていたことから「本人かと思った！」「えっ？石塚運昇さんじゃなくて、違う人だったんだ」と視聴者へ衝撃を与えた。

　毎回メインキャラを演じる声優を変えている作品だが、第1期において矢野は全14話中12話出演し、ファンの間では『ポプテピピック』に欠かせない声優として存在感を与えてきた。

　そんな中で第2期も矢野が登場することが期待されており、第3話でようやく登場。さらに、『ポケモン』コンビの大谷＆犬山の中で、オーキド博士そっくりな声（石塚運昇さん）を出したことで、ネット上では「ニャースピカチュウ版、矢野正明さんが出てて天井だった」「矢野正明さん、某ポケ○ン博士の声真似がまた磨きがかかってる気がする」「ポプテピピックの見（聞き）どころは矢野正明さんのジェネリック運昇ボイスを聞ける事だと思っている節がある」「矢野正明氏のオーキド博士声がデフォ状態」などと感動の声が続々。

　なお、第1期に出演した中田譲治は、矢野の声について過去に自身のツイッターで「男「すいません！そこもう少し石○運○さんぽく演って貰えますか？」　矢野「だ、大丈夫ですか？」　何話か見せて頂いたが、番組レギュラーの拝真之介さんと矢野正明さん達がいい仕事振りでサポートしていたのも印象に残りました」と評価。矢野が石塚運昇さんの声に似せるように指示を受けていたことを明かしていた。

　また、ORICON NEWSは当時、矢野に独占インタビューをしており、『ポプテピピック』出演の反響を聞くと、仕事の依頼や問い合わせが急増しているとし「平穏な生活に戻りたい」とうれしい悲鳴をあげていた。さらに、例のオーキド博士＆石塚運昇さんの声についても、ものまねをするように役作りして収録すると、「共演者やスタッフの方から『クオリティー高すぎ！　普段から（ものまね）するの？』と言ってもらえて。ツイッター上でも（ものまね元の）本人だと思った』と書かれているということを聞いて、うれしかったですね。自分自身では似ているかどうか自信がなかったので、周囲の反応をみてホッとしました」と打ち明けていた。

　今回の第2期出演について矢野は自身のツイッターを更新し、「おじさん役で出演させて頂きました！　もうないと思っていたら！　再び呼んでもらえるとわね！　ありがたいね！　この作品以外でしかやらないし、やるのも数年ぶりなので、不安いっぱいでした！w　例の声　何度聞いても　自分の声　不思議ダネェ〜」とつづっている。

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