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『忠臣蔵』舞台公演の存続に危機感 家臣が亡君の無念晴らす物語「テロではないか?」 解釈が時代と変化

 歌舞伎と落語が初めてコラボした「初代国立劇場さよなら公演」歌舞伎の第2弾となる『歌舞伎&落語 コラボ忠臣蔵』が11月2日〜25日に国立劇場 大劇場にて上演される。開催に先立ち本日14日、都内で記者会見が行われ、中村芝翫と春風亭小朝が出席した。

(左から)中村芝翫、笑福亭小朝 (C)ORICON NewS inc.

(左から)中村芝翫、笑福亭小朝 (C)ORICON NewS inc.

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 同公演では、中村が約30年ぶりに早野勘平を演じる『仮名手本忠臣蔵』五・六段目と、春風亭による『忠臣蔵』にちなむ落語二席を楽しむことができる。

 『忠臣蔵』は、浅野内匠頭の元家臣たち47人が、亡君の無念を晴らすべく吉良上野介を討ち果たす、実際の赤穗事件が題材。事件の発端から討ち入りまで、多彩な登場人物の葛藤と苦悩をフィクションを交えながら描いている。

 春風亭は物語に危機感があるそうで「実は『忠臣蔵』に関して心配しているところがある。最近(舞台や映像などで)、『忠臣蔵』が扱われなくなっていて、なぜかというと、昔は『赤穂四十七士』が主君のために仇を討つ忠義にみんさん心を打たれていたのですが、ある時期から、『これはテロではないか?』となってきた」と説明。

 時代の流れとともに物語の解釈が変わっていることに触れ「そうなると容認するわけにはいかないので、なんとなく『忠臣蔵』を物語の題材として扱わなくなってきた。すでに『忠臣蔵』も知らない世代もいる」と危機感を伝えた。

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  • (左から)中村芝翫、笑福亭小朝 (C)ORICON NewS inc.
  • 中村芝翫 (C)ORICON NewS inc.
  • 笑福亭小朝 (C)ORICON NewS inc.

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