Bリーグ・千葉ジェッツが16日、公式サイトで、俳優の浅利陽介（35）と1日限定プロ選手契約を結んだと発表した。

　公式サイトにては「このたび、千葉ジェッツではチームの強化を目的として俳優の浅利陽介氏と1日限定プロ選手契約をする事になりましたので、ご報告致します」と伝えた。「なお、1日限定プロ契約選手として10/16（日）サンロッカーズ渋谷戦のオープニングセレモニー、ハーフタイム、試合後セレモニー等に出演し、アリーナを盛り上げていただきます！皆さま、どうぞ熱い熱い応炎で彼を迎え入れてください！よろしくお願いいたします」と呼び掛けている。

　浅利の背番号は55、ポジションはPG（ポイントガード）。契約発表に伴い、コメントも掲載された。浅利は「皆さん、こんにちは。千葉ジェッツと1日限定プロ選手契約をしました浅利陽介です。池内（新）GMのお言葉通りスキルとしてはまだまだですが、バスケを愛する気持ちはプロレベルと判断していただき大変光栄に思います」と感謝。「この機会を糧にこれからもバスケットボールを続けていきたいと思います。そして『俺、1日だけどBリーガーになったんだぜ!!』と自分のチームメイトに自慢させていただきます。ほんの数分、1本のフリースローですが、俳優としてプロバスケ選手を演じたいと思います。よろしくお願いいたします」と力強く語った。

　浅利は筋金入りのバスケットボールファンで、プレー歴10年以上。TBS系日曜劇場『オールドルーキー』第6話で、プロバスケットボール選手・新垣和人を演じた。同話は「千葉ジェッツ」で活躍する新垣が、今シーズン限りで「琉球ゴールデンキングス」への移籍を希望し、交渉を進めるものの、練習中に大ケガを負ってしまうというストーリー。撮影にはBリーグが全面協力した。