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黒柳徹子、森英恵さん追悼 さまざまな思い出振り返り「数えきれないお礼を申し上げます」

 俳優でタレントの黒柳徹子(89)が18日、自身のインスタグラムを更新し、日本を代表する国際的デザイナーの森英恵さんを追悼した。

黒柳徹子 (C)ORICON NewS inc.

黒柳徹子 (C)ORICON NewS inc.

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 黒柳は「とても悲しい。私は森英恵先生には、たくさんの素敵なお洋服を作っていただきました。森先生は美しい方でした。お作りになるお洋服は、女性的で、感覚的で、しかも品格があり、外国のどこに着て行っても堂々としていられました」と回顧。

 「ニューヨークにいた時、ワシントンに天皇陛下がいらっしゃって、大パーティーが開かれた映像を見たのですが、その時いらしていた外国の方々は、ほとんど森先生のお洋服でした。本当に、蝶が舞うように、美しかったです」といい「昔、外国で1ドルくらいで扱われていたスカーフの蝶々を森先生がご覧になって、いつかこの蝶々を世界的にすると、決心なさったそうです。そして、世界に蝶は舞いました」と、写真を添え振り返った。

 「私は森先生のお家で、世界中の有名人にお会いできました。ホロビッツとか、デザイナーのジバンシーとか、オードリーヘップバーンたちと一緒にディナーを頂きながら、笑い話をして、楽しい時間を過ごしました」と明かした黒柳。

 続けて「フランスで日本人唯一人のオートクチュールデザインを極められていた方なのに、いつも新しいデザイナーを推薦なさって、励ましていらっしゃいました。ベストテンをやってた時は、たいがい、森先生のお洋服でした。絶対に歌手の方と被らないし、森先生のイヴニングは、立ってる姿がとても素敵だったからです」とつづった。

 最後は「どんな時もお優しく、ユーモアがあり、また政治の話もなさいました。あの時代に東京女子大にお入りになり、結婚もなさり、お子さんも育てながら洋裁の学校に入って勉強して、デザイナーになった方です。ご主人の励ましも良かったのだと思います。めったに存在しない、優れた女性。森英恵先生。お疲れ様でした。私はいつまでも、先生のお洋服が着られる体型にして、美しくいたいと思います。そして、数えきれないお礼を申し上げます。ありがとうございました」と感謝の言葉を伝えた。

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