歌手の藤井フミヤが、BS朝日の歴史エンターテインメント番組『京都ぶらり歴史探訪』(毎週水曜 後8:00〜9:00)に“旅人”として初出演。平安建都1200年のイベントとして平安神宮でライブを行うなど、京都とは縁が深い藤井が、京都の国宝や重要文化財など数々の芸術にふれる旅へ。この模様は9月7日に放送される。
さまざまな旅人が、悠久の時を重ねてきた京都の魅力ある場所を訪ね、そこで刻まれてきたはるかな「時」を感じながら、由緒、伝説、人物などを高精細な4K映像で掘り下げていく番組。藤井は、「国宝や重要文化財が見られるなら」と初出演を快諾した。
■巨大な龍の天井画、風神雷神に圧倒! 伊藤若冲の水墨画も堪能
仏像ナビゲーター・政田マリの案内で「建仁寺」にやってきた藤井。法堂の天井に描かれた巨大な龍の絵「双龍図」に「うわ、すごいね!」とびっくり。2002年、建仁寺創建800年を記念して描かれた歴史的には新しい水墨画だが、藤井は「どうやって描いたんだろう?」「何を使って、何に描いたんですか?」と興味津々に質問し、その大きさに圧倒されていた。
さらに、同寺に伝わる国宝「風神雷神図屏風」には、「日本人なら誰でも知っている屏風絵がここにあったんだ」と感激。構図やデザインについて説明を受け、改めて作品の奥深さに触れていく。最近では風神、雷神のポーズを真似る人も多いそうだが、どうしても真似ができない秘密があるとか。絵に隠された意外な真実に、藤井の好奇心はさらに刺激された様子。
次に訪れた「両足院」では、藤井いわく「今やアイドル並みの人気。日本画のスーパースター」、伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」を間近で見学。近づいてじっくりと作品を味わい、「若冲はやっぱり細かいね」「鶏は得意中の得意だもんね。鶏を描かせたら世界一」と、伊藤若冲の魅力に改めて引き込まれたよう。藤井の言葉どおり、背景にも細かい描写が施された若冲の作品は必見だ。
■力強い四天王は“トラボルタ”? 水晶に入った阿弥陀仏の神秘的な魅力とは?
平安時代から1000年以上受け継がれてきた国宝を見るため訪れたのは「醍醐寺」。7万5000点あまりの国宝を含む貴重な文化財が伝わる“国宝の寺”だ。その中で藤井の目を引いたのが、京都でもっとも古い木造建築である五重塔。大きいだけでなく、バランスのとれた美しい造形に「平安の人がこれを見上げていたんだ」と感嘆。「これだけの高いものを建てるだけで度肝を抜かれるね」と、1000年以上の歴史の重みに思いを馳せた。
また、鎌倉時代に造られた重要文化財の薬師如来坐像も拝観。像を守る四天王にも目を奪われ、「すごい力強く、動きもあって、例えるならジョン・トラボルタみたい」とミュージシャンらしいお茶目なコメントも。さらに、同寺で豊臣秀吉が開催した大規模な「醍醐の花見」のエピソードや、金堂も秀吉が和歌山から移築したと聞き、その力の偉大さを肌で感じたようだった。
そんな秀吉が自ら作り、現在は国の特別史跡及び特別名勝に指定されている庭園へ。滝があり築山も…なんでもある見事な庭園に「すごいお庭だね」と言いつつ、さまざまな角度から美しさを堪能。霊宝館では、最近になってその存在が明らかになった「水晶宝龕入り木造阿弥陀如来立像」を見学した。文字通り、水晶の中に入っている阿弥陀様という摩訶不思議な作品は、鎌倉時代の作品で快慶の作では(?)といわれている。この神秘的な姿に、藤井も心奪われていた。
そのほか「即成院」では、それぞれが違う楽器を手にした阿弥陀如来と二十五菩薩を拝観。「仏様のオーケストラだね」と興味深く見入る藤井は、「かぐや姫が月に帰るイメージだね」と感想を述べた。住職が唱えるお経に節をつけた「声明(しょうみょう)」は、ミュージシャンの藤井にどのように響いたのか?
数々の国宝や重要文化財などの歴史ある作品を目にして、藤井は「今回は、日本人の職人のセンスのすごさを感じました。それと同時に当時の人々の仏教信仰の盛り上がりを肌身に感じました」と感想を述べた。
さらに、「平安時代とか、鎌倉時代にこれだけのものを日本人が作っていたという、日本人のすごさ、日本の文化、そういうところに触れていただきたいですね。日本人の誇りでもあるし、大陸から渡ってきたものに対するアレンジ力もすごいと思います。例えば(「醍醐寺)五重塔、今では色あせていますが、朱色の巨大な塔がドーンと建っていたと思うと、その世界観だけですごいですよね。テレビとか写真とか映画とか何もない時代ですよ。それだけで極楽浄土みたいな感覚になってしまうのではないかと思いました。そんな想像をしながら歴史的なものを見ると面白いですね」と、京都ならではの“ぶらり旅”を堪能した様子だった。
さまざまな旅人が、悠久の時を重ねてきた京都の魅力ある場所を訪ね、そこで刻まれてきたはるかな「時」を感じながら、由緒、伝説、人物などを高精細な4K映像で掘り下げていく番組。藤井は、「国宝や重要文化財が見られるなら」と初出演を快諾した。
■巨大な龍の天井画、風神雷神に圧倒! 伊藤若冲の水墨画も堪能
さらに、同寺に伝わる国宝「風神雷神図屏風」には、「日本人なら誰でも知っている屏風絵がここにあったんだ」と感激。構図やデザインについて説明を受け、改めて作品の奥深さに触れていく。最近では風神、雷神のポーズを真似る人も多いそうだが、どうしても真似ができない秘密があるとか。絵に隠された意外な真実に、藤井の好奇心はさらに刺激された様子。
次に訪れた「両足院」では、藤井いわく「今やアイドル並みの人気。日本画のスーパースター」、伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」を間近で見学。近づいてじっくりと作品を味わい、「若冲はやっぱり細かいね」「鶏は得意中の得意だもんね。鶏を描かせたら世界一」と、伊藤若冲の魅力に改めて引き込まれたよう。藤井の言葉どおり、背景にも細かい描写が施された若冲の作品は必見だ。
■力強い四天王は“トラボルタ”? 水晶に入った阿弥陀仏の神秘的な魅力とは?
平安時代から1000年以上受け継がれてきた国宝を見るため訪れたのは「醍醐寺」。7万5000点あまりの国宝を含む貴重な文化財が伝わる“国宝の寺”だ。その中で藤井の目を引いたのが、京都でもっとも古い木造建築である五重塔。大きいだけでなく、バランスのとれた美しい造形に「平安の人がこれを見上げていたんだ」と感嘆。「これだけの高いものを建てるだけで度肝を抜かれるね」と、1000年以上の歴史の重みに思いを馳せた。
また、鎌倉時代に造られた重要文化財の薬師如来坐像も拝観。像を守る四天王にも目を奪われ、「すごい力強く、動きもあって、例えるならジョン・トラボルタみたい」とミュージシャンらしいお茶目なコメントも。さらに、同寺で豊臣秀吉が開催した大規模な「醍醐の花見」のエピソードや、金堂も秀吉が和歌山から移築したと聞き、その力の偉大さを肌で感じたようだった。
そんな秀吉が自ら作り、現在は国の特別史跡及び特別名勝に指定されている庭園へ。滝があり築山も…なんでもある見事な庭園に「すごいお庭だね」と言いつつ、さまざまな角度から美しさを堪能。霊宝館では、最近になってその存在が明らかになった「水晶宝龕入り木造阿弥陀如来立像」を見学した。文字通り、水晶の中に入っている阿弥陀様という摩訶不思議な作品は、鎌倉時代の作品で快慶の作では(?)といわれている。この神秘的な姿に、藤井も心奪われていた。
そのほか「即成院」では、それぞれが違う楽器を手にした阿弥陀如来と二十五菩薩を拝観。「仏様のオーケストラだね」と興味深く見入る藤井は、「かぐや姫が月に帰るイメージだね」と感想を述べた。住職が唱えるお経に節をつけた「声明(しょうみょう)」は、ミュージシャンの藤井にどのように響いたのか?
数々の国宝や重要文化財などの歴史ある作品を目にして、藤井は「今回は、日本人の職人のセンスのすごさを感じました。それと同時に当時の人々の仏教信仰の盛り上がりを肌身に感じました」と感想を述べた。
さらに、「平安時代とか、鎌倉時代にこれだけのものを日本人が作っていたという、日本人のすごさ、日本の文化、そういうところに触れていただきたいですね。日本人の誇りでもあるし、大陸から渡ってきたものに対するアレンジ力もすごいと思います。例えば(「醍醐寺)五重塔、今では色あせていますが、朱色の巨大な塔がドーンと建っていたと思うと、その世界観だけですごいですよね。テレビとか写真とか映画とか何もない時代ですよ。それだけで極楽浄土みたいな感覚になってしまうのではないかと思いました。そんな想像をしながら歴史的なものを見ると面白いですね」と、京都ならではの“ぶらり旅”を堪能した様子だった。
2022/08/15