“京女”を体現する俳優としても活躍した服飾評論家・市田ひろみさんが1日午後5時50分、急性呼吸不全のため京都市内の病院で死去した。90歳。昨年8月に股関節を骨折し、療養していたという。葬儀は4日に近親者のみで執り行われた。 市田さんは1932年7月10日生まれ。大阪市の出身で、一般企業で秘書として働いたのち、大映ニューフェイス(10期生)で俳優デビューし、1950年代〜60年代の映画に多数出演した。その後は京都の着物着付けを極め、「市田美容室」などから和装の魅力を発信した。
2022/08/08