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岡本圭人、舞台『4000マイルズ』に主演 “祖母”高畑淳子を「支えられる存在になっていきたい」

 俳優の岡本圭人が、東京・シアタークリエで12月12日から28日まで上演される舞台『4 000 マイルズ〜旅立ちの時〜』に主演することが決定した。

舞台『4000マイルズ〜旅立ちの時〜』メインビジュアル

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 エイミー・ハーツォグ氏による同作は2011年にオフ・ブロードウェイで初演され、2012年にオビー賞のベスト・ニュー・アメリカンプレイ賞を受賞、タイム紙のベストプレイに選ばれ、2013年にピューリッツアー賞の最終候補となった。今回が日本初演となる。

 大学生レオと祖母のヴェラが、長い時を経て再会することでふれ合う、祖母が生きた時代、孫が生きる未来。それぞれ行き場を失っていた人生を果たして取り戻すことができるのか―、珠玉のヒューマンドラマが幕を開ける。

 ヴェラ役には高畑淳子、レオのガールフレンドである大学生のベックに森川葵、レオがアパートに連れてくる女子学生のアマンダに瀬戸さおりをそれぞれ起用。演出は読売演劇大賞最優秀演出家賞を2度受賞し、今最も旬な演出家の一人である上村聡史氏が務める。

 9月のある深夜、レオが祖母・ヴェラのマンハッタンのアパートに突然現れる。レオは大学生で、夏の初めに親友と自転車で西海岸を出発し、アメリカ大陸を横断する旅に出たが、途中で事故に遭い、心に傷を負ったまま、最終地点であるニューヨークにたどり着いた。一方、ヴェラは夫の死から10年たっても表札も替えず、隣人と朝晩、電話で安否確認するだけの孤独な毎日を過ごしていた。

 祖父の葬式以来、久しぶりに再会した2人の同居生活に、レオのガールフレンドのベックや行きずりの女子学生アマンダがさまざまな波紋をもたらすが、レオとヴェラは次第に他の人には言えなかった心の内を明かすようになり、互いの年齢や時代を越えて、共感を抱いていく。

■岡本圭人コメント

人生という旅を続けていると、時に現実から目をそむけたくなるような出来事に遭遇することもあります。僕がそんな経験をしたときには、いつも家族や友人に支えられて乗り越えてくることができました。初めて台本を読んだとき、僕は自分のおばあちゃんのことを思い出しました。子供の頃、僕を自転車の後ろに乗せて公園まで連れていってくれた思い出、おばあちゃんが作ってくれたご飯の味、誰よりも人の気持ちを考えるおばあちゃん。いつも何も聞かず、深い愛情でそっと僕を見守っていてくれたおばあちゃんは、ヴェラと同じでした。
『4000 マイルズ』は僕が大好きなお芝居を通して、家族の愛、信頼することの大切さを確認することができる作品です。
エイミー・ハーツォグのつづるセリフは優しいユーモアと思いやりにあふれています。レオが、おばあちゃんと一緒に暮らしていくうちに、自分の問題と向き合い、解決し、成長していったように、僕自身もレオと一緒にヴェラを演じる高畑さんを支えられる存在になっていきたいと思います。
この作品を演出の上村聡史さん、そして高畑淳子さん、森川葵さん、瀬戸さおりさんを含めた素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと共に作り上げ、皆さまと劇場で共有できる日を楽しみにしています。

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  • 舞台『4000マイルズ〜旅立ちの時〜』メインビジュアル
  • 舞台『4000マイルズ〜旅立ちの時〜』に出演する(左から)岡本圭人、森川葵、瀬戸さおり、高畑淳子

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