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石井マーク、『G-レコ』ベルリ役への愛があふれ過ぎる 富野由悠季監督が“ダメ出し”「ずっと続くぞ」

 声優の石井マーク富野由悠季監督が17日、都内で行われた劇場版『Gのレコンギスタ』第4部「激闘に叫ぶ愛」、第5部「死線を越えて」の完成披露上映会に出席した。

劇場版『Gのレコンギスタ』第4部「激闘に叫ぶ愛」、第5部「死線を越えて」の完成披露上映会に登壇した(左から)富野由悠季監督、高垣彩陽、寿美菜子、石井マーク、嶋村侑、佐藤拓也、逢坂良太

劇場版『Gのレコンギスタ』第4部「激闘に叫ぶ愛」、第5部「死線を越えて」の完成披露上映会に登壇した(左から)富野由悠季監督、高垣彩陽、寿美菜子、石井マーク、嶋村侑、佐藤拓也、逢坂良太

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 テレビシリーズ放送開始から8年、劇場版第1部から3年。ようやく劇場版5部作が完成した。主人公のベルリ・ゼナム役の石井は完成披露の日を迎え「登壇した時にふと思ったのが、テレビアニメシリーズが始まって、舞台あいさつをした思い出がフラッシュバックした。あれから、そんなに時間が経ったのか、と」としみじみ。テレビアニメと劇場版の収録が進む中で「どんどん自分がベルリになっていく感覚があった」とあふれる思いを、とうとうと語り、富野監督は「やめさせないと、ずっと続くぞ」とツッコんだ。

 会場や共演陣も爆笑で石井は「どうしても『G-レコ』が終わるとなると、いっぱいしゃべりたくなっちゃって」と頭をかく。そして「やっと自分自身がベルリになれたんじゃないかなと思いました」と石井が簡潔にまとめると、富野は「ご苦労さま」と労い、信頼関係が垣間見える一幕となった。

 上映会には、アイーダ・スルガン役の嶋村侑、ノレド・ナグ役の寿美菜子、マスク役の佐藤拓也、クリム・ニック役の逢坂良太、マニィ・アンバサダ/ノベル役の高垣彩陽も参加した。

 7月22日から『劇場版「GのレコンギスタIV」激闘に叫ぶ愛』、8月5日から『劇場版「GのレコンギスタV」死線を越えて』が公開。テレビシリーズの素材をベースに、ハイクオリティ化を図る形で進められてきた劇場映画化だが、第4部と第5部では、完全新規カットの量が大幅にアップ。その結果、物語自体もテレビシリーズをアップデートした形へと進化した。富野由悠季総監督が新たに目指す、劇場版『Gのレコンギスタ』の最終局面が描かれる。

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