『第26回参議院選挙』が10日投開票され、無所属で東京選挙区に出馬した作家の乙武洋匡氏（46）は落選となった。

　乙武氏は5月19日の出馬表明時には「あきらめなくていい社会を実現したい」と意欲を語り、公示前の6月19日に5つの「あきらめない」（育てる、福祉、経済、東京、多様性）を掲げた政策を発表していた。

　また、今月6日には緊急政策3つを追加し、（1）電気代・携帯料金の1年無償化、（2）子どもに年間100万円支給、（3）福祉・デジタル・グリーンで賃金400万人を100万人創出、を呼びかけた。

　しかし、東京選挙区は改選数6人に対して全国最多の34人が立候補する激戦区とあって、当選はならなかった。自身のツイッターで「私に声を届けてくださったみなさん、想いを託してくださったみなさん、力及ばず、本当に申し訳ありません。しかしながら、素晴らしい仲間たちに恵まれ、最高の18日間を過ごすことができました。みなさんのご支援に、心より感謝!!」とつづった。