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ジャンプ+、来年以降の新連載はすべて英訳 世界同時連載で世界規模のヒット生み出す狙い

 少年ジャンプ+編集部は29日、新たな取り組みとして、2023年以降に始まる漫画アプリ『少年ジャンプ+』のオリジナル作品の新連載は、すべて英訳して、日本と中国、韓国以外で展開している漫画配信アプリ・ウェブサービス『MANGA Plus by SHUEISHA』を通じて全世界へ配信することを発表した。日本では『少年ジャンプ+』で日本語版を、『MANGA Plus by SHUEISHA』で英語版を同時連載する。

『少年ジャンプ+』2023年以降の新連載は全て英訳

『少年ジャンプ+』2023年以降の新連載は全て英訳

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 これは本日29日に開催されたオンライントークイベント「ジャンプのミライ2022」で発表されたもので、少年ジャンプ+編集長・細野修平らが出席し、ジャンプのWEBサービスの「これまで」と「これから」などを語り、今回の施策を発表。

 「2023年以降に始まる『少年ジャンプ+』オリジナル作品の新連載は、すべて英訳、日本では『少年ジャンプ+』で日本語版を、『MANGA Plus by SHUEISHA』で英語版を同時連載する方針」と説明した。

 『MANGA Plus by SHUEISHA』は、『ONE PIECE』『僕のヒーローアカデミア』などの人気作品の最新話が、全世界で本(週刊少年ジャンプ)と同時に、英語とスペイン語で無料で読め、世界中の漫画読者が、同時に作品について盛り上がれることを目指したサービスとして2019年1月より配信がスタート。連載中の人気作の最新話を、日本での掲載雑誌の発売日(『少年ジャンプ+』連載作品は更新日)と同時に更新していた。

 今回の新たな施策により、『少年ジャンプ+』の連載が最新話の更新のたびに、日本だけでなく世界中で同時・共通の話題となり、世界規模でのヒット漫画を生み出していく狙いがある。(※諸般の事情により一部作品は日本限定の連載となる場合もあり。※「MANGA Plus by SHUEISHA」は日本、韓国、中国では公開していない)

 また、トークイベントでは、海外のクリエイターによる自由な漫画投稿のプラットフォームを「MANGA Plus by SHUEISHA」内に開設予定であることも発表。今後もイベントが開催される予定で、第2回(7月27日開催)には『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』など話題の連載を立て続けに手掛ける少年ジャンプ+副編集長・林士平氏ら、第3回(8月24日開催)には株式会社ミラティブ代表取締役・赤川隼一氏やZ Venture Capital株式会社代表・堀新一郎氏らが参加する。

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  1. 1. ジャンプ+、来年以降の新連載はすべて英訳 世界同時連載で世界規模のヒット生み出す狙い
  2. 2. ジャンプ+編集長、本誌は「まだ、超えていない」 課題は変わらず『ONE PIECE』『鬼滅の刃』を超えるヒット作り
  3. 3. 『ジャンプ』売上減も覚悟で新連載表紙の理由 完結の人気作を特集せず…次のヒット生み出す作家に期待

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