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話題漫画『チ。』アニメ化決定、制作はマッドハウス 地動説の証明に信念と命を懸けた物語

 『第26回手塚治虫文化賞』マンガ大賞、『マンガ大賞2021、2022』2年連続入賞など、数々の漫画賞を受賞した漫画『チ。―地球の運動について―』(作者:魚豊)が、アニメ化されることが決定した。アニメはマッドハウスが制作する。

漫画『チ。』アニメ化決定 (C)魚豊/小学館

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 これは27日発売の「週刊ビッグコミックスピリッツ」30号(小学館)にて発表されたもので、作者の魚豊氏は「大変にうれしいです。数年前、中野の友人宅へ行く際、毎週のようにマッドハウスの横を通っていたのをよく覚えてます。当時はそこでアニメ化していただけるなんて夢にも思っていませんでした。感慨深いです。楽しみに待ってます」とコメントを寄せた。

 「週刊ビッグコミックスピリッツ」で2020年9月から2022年4月まで連載された同作は、15世紀のヨーロッパが舞台で、異端思想が火あぶりに処せられていた時代に、天動説が定説の中で地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語。主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。しかしある日、ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは異端思想ド真ン中のある「真理」だった。

 物語が進むごとに主人公が移り変わり、時代を超えて受け継がれていく主人公たちの意志が熱く描かれ、コミックスは累計約250万部の人気作品となっている。

 アニメは『HUNTER×HUNTER』、『DEATH NOTE』、『寄生獣 セイの格率』など、これまでいくつもの人気作品を手掛けてきたマッドハウスが制作。キャストなどは追って発表される。

■受賞歴
・『マンガ大賞2021』第2位
・『マンガ大賞2022』第5位
・『次にくるマンガ大賞2021』コミックス部門第10位
・『このマンガがすごい!2022』オトコ編第2位
・『第1回『このマンガがすごい!』芸人楽屋編第6位
・『THE BEST MANGA 2022 このマンガを読め!』第6位
・『漫道コバヤシ漫画大賞2021』グランプリ
・『全国書店員が選んだおすすめコミック2022』第5位
・『第26回手塚治虫文化賞』マンガ大賞
・『第46回講談社漫画賞』総合部門作品最終候補ノミネート
・『第67回小学館漫画賞一般部門ノミネート』

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