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“沖に出た”堀井美香、たったひとりの朗読会を開催「自分なりのゴールまで続けていこう」

 3月いっぱいでTBSを退社した、フリーアナウンサーの堀井美香が16日、東京・代々木上原ムジカーザで、自身初となる“たったひとりの朗読会”『yomibasho Vol1』を行った。

堀井美香“たったひとりの朗読会”『yomibasho Vol1』の模様

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 開催にあたって、堀井は演出家の深作健太氏のもとで練習をしてきた。『羅生門』『燈籠』『赤い蝋燭と人魚』などを、ジャズピアニスト柳隼一氏の演奏とともに朗読していった。朗読を本格的に始めたころ、指導を受けていたという元TBSアナウンサー宇野淑子氏もサプライズ登場し、師弟朗読の場面も見られた。

堀井美香“たったひとりの朗読会”『yomibasho Vol1』の模様

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 また、チケット代から1000円分のクオカードを内祝いならぬ“内返し”という形で観客に還元し、寄付を募る取り組みも(集められたクオカードは、一般財団法人 日本児童養護施設財団に寄付される)。

 冒頭のあいさつでは「TBSテレビの退職を決めて不安だった頃、この朗読会の開催を決めた。沖に出てやっていくという、自分の覚悟の会でもある。お客様が1人でも2人でも開催しようと思いましたが、こんなにもたくさんの方に見守っていただけたことは本当にうれしいです」と感謝を伝えた。

 朗読会を終え、堀井は「つっかえなくてよかった(笑)。それぞれの作品を、お客様と共有できた気がしています。朗読は地味で、需要もあまりないと思われがちですが、でも自分なりのゴールまで朗読を続けていこうと改めて思いました」と言葉に力を込めていた。

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