関西ジャニーズJr.の福井宏志朗、奥村颯太がW主演を務める舞台『キャッシュ・オン・デリバリー』が20日、名古屋・ウインクあいち大ホールで開幕した。

　上質な翻訳劇を日本に紹介することを目的に2018年から1年に1本のペースで作品を発表しているユニット「SHYBOYプロデュース」の第4弾公演。2018年に上演した人気作の再演で、キャストには新たに福井と奥村、ヒロインにSKE48・松本慈子を迎えた。

　舞台はロンドン郊外、エリックに（福井）は、2年前に勤め先をクビになって以来、妻のリンダ（松本）に内緒で社会保障手当を不正受給していた。良心の呵責（かしゃく）を感じ始めたエリックは、手当てを打ち切る方法を思いつくが…。2階の間借り人・ノーマン（奥村）を巻き込み、騒動を繰り広げる。

　終演後のカーテンコールでは、福井が「稽古からここまであっという間に進んできました。このメンバーで最後まで頑張っていきます！」と熱くメッセージ。奥村は「この初日をスタートラインにまだまだ、まだまだ、クオリティを上げていきたいと思ってます！何度でも観にきてください！」と呼びかけた。

　取材会では、福井、奥村、松本が「楽しかった！！」と万感。福井が「楽し過ぎてテンションがどんどん上がって、想像以上に疲れました。自分の楽しさがお客さまに伝わったらうれしいです！」と言うと、奥村も「身体が軽くなった気がする。アクシデントもあったりして、それも舞台ならでは、ですよね」と笑顔で語った。初舞台となった松本も「全然緊張しなかったです！」とほほえんでいた。

　ほかに、吉原雅斗（BOYS AND MEN）、清水順二（30-DELUX）も取材会に出席した。