前千葉県知事で俳優の森田健作がパーソナリティーを務めるラジオ番組『森田健作　青春もぎたて、朝一番！』（NACK5　毎週日曜　前5：30〜6：00）『森田健作　青春の勲章はくじけない心』（ニッポン放送　毎週月曜　後6：20）の収録が17日、都内で行われ、歌舞伎俳優の中村芝翫がゲスト出演を果たし、1月に新型コロナウイルスに感染した際のエピソードを明かした。

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　芝翫は、子どもが濃厚接触者に該当したことを受け、場所を別に移していたが、その間に自身の感染が発覚。療養中は「息が何回か止まりました」「保健所とかに電話してしゃべられない。夜は寝られないし、つらかった」そうで「死ぬかと思いました。オミクロンはすごく軽いと聞いていましたが、のどが痛かった」と振り返った。

　続けて「僕、コーラが大好きなんですけど、コーラだけは飲めました」と笑顔で打ち明けながらも「本当に大変な病気なんだなと感じました。軽症だといいますけど、まだまだ油断したらダメです」と警鐘を鳴らす。「（療養中も）家族と連絡は取れていましたけど、会えない。だから、友だちが教えてもらって、10日間の食料が届く、うちさぽ（自宅療養サポートセンター）を利用していました」と明かした。

　家族の話題では、笑顔が一気に弾けた。妻・三田寛子のデビュー40周年を祝福すべく、子どもがサプライズで場を設けてくれたと明かし「息子たちはそうやって、いつもいろんなことを気にかけてくれるし。襲名にしてもそうですが、親をすごく大事にしてくれます」としみじみ。三田とは「子育てではなくて、親育てだね」との話をよくするといい「僕たちが育てられて、子どもを通して知ることが多いです」と目を細めていた。

　芝翫とのトークを楽しんだ森田は「やっぱり、本当に歌舞伎を愛しているんだなと。3人のお子さんも襲名させてね。あと、奥様の三田（寛子）さんがやわらかい感じがして、芯がすごく強くて、しっかり旦那と子どもを守って。まさに頑張っているのかなと。そういう家族愛を感じました」と声を弾ませていた。

　芝翫は『青春もぎたて、朝一番！』には、22日・29日の2週にわたって、『青春の勲章はくじけない心』には23日に出演する。