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『笑点』大喜利に立川志らく初出演「円楽師匠の一言のおかげ」【メンバーとの会見も掲載】

 今月15日の放送で満56年を迎える日本テレビ系長寿番組『笑点』に、脳梗塞のため現在リハビリ中の三遊亭円楽の代演として、立川志らくが初出演する(15日、22日2週連続)。

15日放送の『笑点』に出演する立川志らく (C)日本テレビ

15日放送の『笑点』に出演する立川志らく (C)日本テレビ

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 これまで著書やYouTubeなどで『笑点』に対して批判的なコメントをし、「生涯笑点に出ない」宣言をするなど『笑点』との因縁ある志らく。放送では、今回の出演を決心する背景にあった、円楽さんとのエピソードをVTRで明かしたほか、収録後の会見では「子供の頃からずっと見ていた笑点に、自分が本で批判した笑点に出るなんてことは夢にも思っていなかった」。

 「こうやって出ることができたっていうのは笑点をつくってきた皆さんのおかげ、それから円楽師匠の一言、さらに巡り合わせ。(師匠の)談志が『そろそろお前出ろよ』と『俺がつくったんだからお前が出て一応談志がつくったってことをもう一回みんなに知らせてやれよ』と言っているようなそんな気がします」と語った。

15日放送の『笑点』より(C)日本テレビ

15日放送の『笑点』より(C)日本テレビ

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 放送は、番組が満56年を迎えることにちなんだお題のほか、志らくの師匠で『笑点』初代司会者の立川談志さんや円楽さんとのエピソードに絡めたお題など見どころ満載。昔から親交の深い春風亭昇太はじめ、レギュラーメンバーとの掛け合いは必見だ。

 収録後の会見では「珍しく緊張しまくった」「溶け込んでいるようで溶け込んでいない」「自己採点は30点」と語った志らくだが、昇太からは「今回もし30点というのであれば、ぜひまた機会があったら来てもらいたい」、三遊亭小遊三からは「謙そんしているだけ。言いたいことといったら、いくらか金貸してくれって程度(笑)」。

 林家木久扇からは「笑いをとらない人じゃないかと思っていたら、視聴者の方をどんどん惹きつけて笑っていただくように演出していらっしゃって。やっぱり、談志師匠のお弟子さんで天才」、三遊亭好楽からは「談志師匠が戻ってきたような雰囲気だった。演出もちゃんとできていてさすが。あがったなんてとんでもないよ、あがったのは俺のほうだよ!」と、笑点らしい温かな言葉が飛び出した。

15日放送の『笑点』より(C)日本テレビ

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■立川志らくさん&笑点メンバー会見「自分が本で批判した笑点に出るんなんてことは夢にも思っていなかった」

――『笑点』初出演の感想は
志らく:珍しく緊張しまくりましたね(笑) 昇太兄さんだけが救いのような感じで、ずっと目を見ながら、司会をイジりながら遊ばせてもらいました。
昇太さんとは若い修業時代からずっと2人で落語会やコントの会をやったりで、一番気心が知れていて、楽屋でもよく2人で、ずっとぶらぶらボクシングし続けるというようなくだらないことをずっとやってきたので、昇太兄さんなら助けてくれるだろうと。

――自己採点するなら何点
志らく:いやぁ〜どうですかね、30点ぐらいじゃないですか。溶け込んでいるようで全然溶け込んでないなって(笑)

――笑点メンバーの皆さんの志らくさんと共演した感想
昇太:本当に志らくさんとは若い頃からずっとよく仕事をしていたんですけど、ここ何十年かなかなか一緒に仕事することがなくて、志らくさんが笑点に来てくれるという話を聞いて、すごい楽しみにしていました。今回もし30点というのであれば、ぜひまた機会があったら来てもらいたいなって思います。

小遊三:自分で謙遜しているだけで30点ってことはないでしょうし。馴染(なじ)んでないこともないでしょうし、緊張してることもないと思います(笑)

――小遊三さんから志らくさんへ言いたいことは?
小遊三:言いたいことなんかないですよ(笑)言いたいことといったら、いくらか金貸してくれって(笑)そんな程度で。

たい平:外からいつも笑点を見てくださっている志らく兄さんが、笑点に来てどんな大喜利をしてくださるのかというのはすごい勉強になりました。他には特に勉強するところはありませんでした(笑)

木久扇:志らく師匠は、朝の番組をやっていて、私も朝レポーターを10年やっていたもんですから、ハラハラしながらその番組を見ておりました。朝しゃべるのってとっても難しいんですけど、うまい具合に言葉をくぐり抜けて達者にやっていらっしゃったんでね、ああこういう才能あるのかなと思ってビックリいたしました。きょうは大喜利でご一緒しましたら、爆笑っていうか笑いをとらない人じゃないかと思っておりましたら、どんどん惹きつけてね、視聴者の方に笑っていただくように演出していらっしゃって、ビックリいたしました。やっぱり、談志師匠のお弟子さんで天才なんですね。

好楽:さすがですね。談志師匠が戻ってきたような雰囲気ありましたもん。やっぱり演出もちゃんとできているし。なにあがったあがったなんてとんでもないよ、あがったのは俺のほうだよ!(一同爆笑)

昇太:何年やってるんですか(笑)

好楽:何年やってんだって年中あがってんだ。しょうがない(笑)。でも見事な答えでしたもんね、さすがだなと思いました

桂宮治:志らく師匠からずっと「笑顔が怖い、笑顔が怖い」、「あいつ(宮治)は悪いやつだ」と言われたんですけど、私は笑顔は本当に心の底から出していますし、とてもいい人です。よろしくお願いします。

山田隆夫:きょう志らく師匠に座布団を運んで差し上げたときに、わざわざ「ありがとうございます」って言って頭下げてくれたんです。礼儀正しい人だなと思って、初めてわかりました。この方、いい方だなと(笑)

志らく:笑いをとらない、いつも怒っている、お礼すら言わない 最低です(笑)

――出演してどんな思いですか?

志らく:笑点批判をしたっていうのは本当にかれこれ20年から30年近く前の話。
それ以降はいろんな自分のメディアで「笑点には本当に感謝している」「日本の宝だ」ってことは言い続けていて、つい昨日までずっと批判していたわけではないので、そこばっかクローズアップされると、もう本当に針のむしろのような状況になるんで…

子供の頃からずっと見ていた笑点に、それから自分が本で批判した笑点に出るんなんてことは夢にも思っていなかった。もれ聞いたところによるとスタッフが「志らくだけは絶対に出さねえ」って言ってるのが私の耳に飛び込んできたことがあったので、それが出られたっていうことは、感謝以外の何物でもないです。もちろん円楽師匠のおかげ、そして皆さん人間が大きいので、たぶん歌丸師匠なんか「小僧が何言ってんだ」程度のことでほとんど相手にしてないし怒りすらたぶん持っていなかったと思うんです。私が勝手におびえていただけだったので。でもそれがこうやって出ることができたっていうのは笑点をつくってきた皆さんのおかげ、それから円楽師匠の一言、さらに巡り合わせですね。
談志が「そろそろお前出ろよ」と「俺がつくったんだからお前が出て一応談志がつくったってことをもう一回みんなに知らせてやれよ」と言っているようなそんな気がしますね。

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