ハロー！プロジェクト所属の12人組アイドルグループ・BEYOOOOONDS（ビヨーンズ）が25日、単独では初となる東京・日本武道館公演『BEYOOOOOND 1St CONCERT TOUR どんと来い！ BE HAPPY！ at BUDOOOOOKAN!!!!!!!!!!!!』を開催した。

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　2018年に結成されたBEYOOOOONDSは、翌19年8月にメジャーデビュー。同年の「第61回 日本レコード大賞」で最優秀新人賞を受賞、2作連続でオリコン週間シングルランキング1位を獲得するなどし、最新3rdシングル「英雄〜笑って！ショパン先輩〜 ハムカツ黙示録」（3月発売）を携えて3月26日から初のコンサートツアー（9都市計15公演）をスタートさせた。

　デビュー2年8ヶ月で武道館のセンターステージに飛び出した12人は喜びを弾けさせ、新曲「英雄〜笑って！ショパン先輩〜」からスタート。高瀬くるみは「私たちBEYOOOOONDSの歌とダンス、そして寸劇で“BEYOOOOONDSショー”を皆様にお届けいたします」と宣言。清野桃々姫は「歌にダンスに寸劇に寸劇。そんな私たちの代名詞とも言えるデビュー曲を皮切りに、これよりハイブリット寸劇『眼鏡くんは罪なやつ』をお楽しみいただきましょう」と口上を述べると、「眼鏡の男の子」などを十八番の寸劇を交えて楽しませた。

　一転、本編ラストではこのツアーのために用意したという新曲「オンリーロンリー」でファンの涙腺を緩ませると、割れんばかりの拍手はそのままアンコールを求める手拍子となり、未発表曲「涙のカスタネット」を初披露。ファンもカスタネットをたたく演出で、武道館は一体感に包まれた。

　メンバーは一人ひとりファンにあいさつし、最年少の岡村美波は「皆さんに聞いてみたいなと思うことがあるんですけど、きょう、本物のアイドルになれてましたか？」と呼びかけ。ファンの盛大な拍手に感極まった岡村は涙をぬぐい「きょうのコンサートは今のBEYOOOOONDSにできる最大限の最高のショーをお届けできたと、自信を持って言うことができます。それはいつも大好きで尊敬している11人のメンバーがいたからできたことなので。みんなBEYOOOOONDSでいてくれてありがとう」とメンバーにも感謝を伝えた。

　平井美葉は「来た…スイッチが…」と涙スイッチが入ってしまったのをこらえながら「私たちのことをいつも応援してくださる、愛してくださる皆さんと、そして、大好きなみんなと一緒に作り上げた唯一無二のBEYOOOOONDSショー。本当に幸せな時間でした」と喜びをかみしめた。

　一岡伶奈は「ツアーは続きますし、BEYOOOOONDSの物語もまだまだ続きますので、推し変とかしないで、これからもBEYOOOOONDSから目を離さないでずっとずっと応援していただけたらうれしいです」と笑いを交えつつ、ファンに呼びかけていた。

　コロナ禍で収容人数は50％に絞り、6300枚のチケットは完売。全国47都道府県52スクリーンでライブビューイングも行われた。

■BEYOOOOONDS日本武道館公演最後のあいさつ「宇宙一ハッピー！」

清野桃々姫「本日は皆様お越しいただき、ライブビューイングでも見ていただきありがとうございました。BEYOOOOONDSが広がってきたね！　大きくなってきました！　こうしていろんなステージを重ねていく中で、輪の広がりを体感できていることがすごくうれしいし、誇りです。私はすごくBEYOOOOONDSが大好きです。大好きなBEYOOOOONDSのことを大好きでいてくださる皆さんのことも大好きです。だからすごくいい相乗効果！ BEYOOOOONDSの希望と笑顔を見ていてくださって、守ってくださってありがとうございます。これからもよろしくお願いします」

岡村美波「皆さんに一つ聞いてみたいなと思うことがあるんですけど、きょう、本物のアイドルになれてましたか？」（ファンの盛大な拍手に感極まって涙）「きょうちょっと涙もろくて恥ずかしいんですけど、きょうのコンサートは今のBEYOOOOONDSにできる最大限の最高のショーを皆さんにお届けできたと、自信を持って言うことができます。それはいつも大好きで尊敬している11人のメンバーがいたからできたことなので。みんなBEYOOOOONDSでいてくれてありがとう！ みんなに負けないようにこれからもビヨーンと、もっともっと成長していくので、皆さん見守っていてください。これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

江口紗耶「ずっと憧れていた日本武道館というステージにBEYOOOOONDSとして、この11人のメンバーと一緒に立てたことを本当にうれしく思います。これからの私の人生の中でもきょう本当に忘れられない、すてきな1日になったなと思います。皆さん本当にありがとうございました」

西田汐里｢BEYOOOOONDSを好きでいてくださる皆さーん！ そしてライブビューイングを観てくださっている皆さん、きょうは来られなかったという方も、いつもたくさんの愛情と優しさを本当にありがとうございます！ これからもBEYOOOOONDSは皆さんを応援するアイドルであり続けたいと思います。つらいとき、苦しいとき、ぜひBEYOOOOONDSに会いに来てください！ きょうは楽しかったです。ありがとうございました」

山崎夢羽「始まる前は本当におなか痛かったんですよ、めちゃめちゃ。『痛―い』ってずっと言ってたんですけど、あっという間にここまで来てしまって、ちょっとだけ悲しいですけど、でもこんなに広い夢のようなステージで、私がパタパタ羽ばたくことができたのは、みーんな（ファン）と大好きなみんな（メンバー）のおかげです。本当にいつもありがとうございます。そして私、『宇宙一』っていう言葉が大好きで、最近『宇宙一、宇宙一』って軽く言っちゃってるんですけど、きょうは本当に『宇宙一ハッピー！』。みなさんありがとうございました」

前田こころ「いつもBEYOOOOONDSのメンバーとは、『本当にBEYOOOOONDSってたくさんの方に愛していただいているよね、うれしいね』っていうふうにお話をするんですけど、きょう改めて強く感じました。これからもたくさんの方に愛していただけるグループになれるように精一杯頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。本日はありがとうございました」

里吉うたの「言おうとしていたことがすべて、すっかりなくなりました（笑）。たぶん言いたかったことが入ってたところにきょうのうれしかった気持ち、楽しかった気持ち、皆さんが見せてくれる景色とか全部入っちゃって、スポーンと押し出されちゃったんだなって感じています。そのくらい本当に濃い、濃い時間でした。本当にうれしいです。ウフフ。幸せです。この気持ちをきょうで最後にせずに、大好きなみんなとこれからもずっと皆さんに期待していただけるような、応援したいな、一緒に楽しいことしたいなと思っていただけるようなグループであり続けられるように、これからも頑張りたいと思います。本日は本当にありがとうございました」

島倉りか「皆さん、普通に生活していたら、つらいこと、悲しいこと、もちろん楽しいこともたくさんあると思うんですけど、ちょっと悲しいこととかがあったときに、こういう空間とか、ライブビューイングを観てくださっている方とか、BEYOOOOONDSのことを思ってくれるときに、そういう気持ちを忘れてハッピーになれる、BEYOOOOONDSはそういう存在でいつもあり続けたいなと思っております。きょうはこの日本武道館にBEYOOOOONDSの12人で立たせていただいて、BEYOOOOONDSのことがまた改めて、本当に本当に大好きだなと思いましたし、この12人のメンバーの中に自分が入れていることがとっても幸せだなと実感しました。本日は本当にありがとうございました」

小林萌花「3年ちょっと前、私はまだ普通のピアノを弾いている女の子だったんですけど、そこで、こういう大きなステージでピアノが弾けるって全然想像していなかったんですよ。だから、きょう、こうやって弾けるのが本当にうれしくて、でもこれって、BEYOOOOONDSじゃないと弾けないじゃないですか。本当にBEYOOOOONDSでよかったなって思いました。BEYOOOOONDSはみんな優しいんですよ。BEYOOOOONDSって優しいんですよ！ あのね、言いたい言葉があるの。『優しい世界』。ここはすごく優しい世界なんです。BEYOOOOONDSもいろんなことがあったし、皆さんも普段いろんなことがあると思うんですけど、この優しい世界に、また遊びに来てほしいなって思います。きょうはありがとうございました」

平井美葉「みんながとってもいいことを言ってくれるので、もう汗か涙かわかりません（笑）。そうですね。私たちをいつも…ああ、来た…（涙）スイッチが…私たちのことをいつも応援してくださる、愛してくださる皆さんと、そして、大好きなみんなと、スタッフの皆さんと一緒に作り上げた、この唯一無二のBEYOOOOONDSショー。本当に幸せな時間でした。アンコールも聞けたしね。こんな最高のステージで皆さんのアンコールを聞くことができて、本当にうれしかったです。きょうはありがとうございました」

高瀬くるみ「ねえねえ、みんなー。きょうはどれぐらい楽しかったか、拍手で聴かせてください！（万雷の拍手）　そりゃそうだよね、BEYOOOOONDSのライブだもん！ ふだん自分にあんまり自信が持てるタイプじゃないこんな私が、こんなに自信満々になれるのは、紛れもなくBEYOOOOONDSだからです！ こんな大好きなBEYOOOOONDSと、この大好きなBEYOOOOONDSを愛してくれるたくさんの皆さんと、そして、私たちを支えてくれるたくさんの方々と、これからももっともっとすてきな景色、もっともっとすてきな空間を一緒に作って行きたいなって、改めて思うことができた、そんなコンサートでした。きょうは本当にありがとうございました」

一岡伶奈「BEYOOOOONDSが結成して、こうやって今日は皆さんが私たちだけを観に来ている公演じゃないですか。そういう公演ができるって最初は思っていなかったので、すごくうれしいなって思います。まだまだツアーは続きますし、BEYOOOOONDSの物語もまだまだ続くので、推し変とかしないで、これからもBEYOOOOONDSから目を離さないでずっとずっと応援していただけたらうれしいです。応援してくれますかー？（ファン拍手）　ありがとうございます。きょうはすごく楽しかったです」