お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史（51）が、7日深夜放送のニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』（毎週木曜　深1：00）に生出演。今月2日、創業110周年を迎えた吉本興業の特別公演『伝説の一日』内の『さんまの駐在さん』で、子どもが2月に生まれたことをサプライズ発表したが、この日の放送ではリスナーに改めて自らの口で報告した。ORICON NEWSでは、恒例の密着取材を行い、その模様を独占コメントとともに紹介する。

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　番組冒頭、岡村は「もうご存知だと思いますが、本来ならラジオで発表させていただこうかなと思ったのですけど、伝説の一日というイベントがありまして。そちらの方で発表させていただこうと。リスナーのみなさんには事後報告になりますが…」とコメント。「その日にパーンと出たほうがええかなというのがあったんで、誰にも言わなかったんですけど、岡村隆史、父になりました。こんなオレがお父さんになるとは夢にも思わなかった」とかみしめるように語った。

　里帰り出産で、立ち会いもできておらず、妻から「生まれたよー」とLINEで報告を受けたようで「わーしか言われへん。それまでは何もなかったけど、次の瞬間に、元気やろうかとか…」と父の顔もチラリ。相方の矢部浩之は「4月1日に連絡があったので、ホンマかなって思って…」と冗談交じりに話すと、岡村も「オレも思っている」と笑いながら「オレみたいなもんでも『ありがとう』と言えましたよ」とかみしめるように語った。

　岡村がかつて、実際にはいないものの「嫁が見える」とラジオ内で発言していたことから、矢部は「スタッフひとりでもね、奥さんと顔を合わせていたら違うやろうけど、なんか昔の話を聞いていたら、独身時代にボケで言うてたやん。『妻がいる』って…」と子供の存在にも疑いの目を向ける。岡村自身も「リスナー、どっちやと思う（笑）？　ホンマにわっからへんわ」と呼びかけるなど、報告の場となるはずが、意外な方向へと話が進んでいった。

　岡村は「リスナーのみなさんには生まれましたと伝えさせていただきます。信じるか信じないかは、あなた次第ですとさせていただこうかなと。仕事で遅く帰ってきた時に会って、数回だけ会っていますけど。一応、お風呂も入れた気がするし、おむつも替えたような気がしています。定かじゃないけど」とニヤリ。矢部から「ちょっと、証拠を見せてもらえません？」と向けられると、「いっぱいある中の1枚、見せましょうか？」と自身のスマホから矢部に写真を見せる一幕もあり、矢部が「もうすごいなーベッドとか。ベビーソファ的なところで、すやすや寝ているけど…」と伝えていた。

　ORICON NEWSでは密着を行い、放送直後の2人にインタビューも敢行。岡村は「本当に結婚の時もあれでしたけど、ようやくちゃんとリスナーのみなさんに言えたなと思って、やっとホッとしたというか。『伝説の一日』で発表してから、ここまでラジオもあるしなと思っていたので、報告できてよかったです」と充実した様子。発表前日の深夜に、岡村からの連絡があり、翌朝に知る形になった矢部は「（それまでは）わからなかったです」と事前の雰囲気がなかったとしつつ「突然着信があるのって、なにかの時やから、もしかしたらって予想は立てましたけど、また事後報告か」と笑わせた。

　「今後は、お2人のパパトークにも期待が集まりそうですが」と向けると、矢部がすかさず「実話やったらね」とニヤリ。岡村も「カイザー・ソゼばりの（笑）」と、映画『ユージュアル・サスペクツ』で物語のカギを握る存在の名前を引き合いに出しつつ、ラジオさながらのかけあいで、リスナーへの感謝と今後の思いを伝えていた。

　岡村は、一昨年10月に同番組内で、かねてから交際していた一般女性との結婚を報告。コンビの年齢が”99”になる節目の日での“うれしいお言葉”に、リスナーからも歓喜の声が広がった。番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。