お笑い芸人のつぶやきシローが、2日放送の日本テレビ系バラエティー『マツコ会議』（毎週土曜　後11：00）に出演する。2009年からほぼ毎日、ツイッターで「あるあるネタ」をつぶやき続け、その数4200個以上、フォロワー数は95万人に。さらにあるあるネタを生かして小説も執筆し、昨年映画化されるなど、ブレずにネタを発信し続ける、つぶやきシローを、マツコ・デラックスが中継で結び、深掘りしていく。

　さっそく「ビックリしているんですよ、今日もこのキャスティングに」と驚くつぶやき。マツコも「今日はね、本人にいうの変ですけど、これ結構勝負回です。ここらで一発花火上げようと」と期待をかける。つぶやきの紹介VTRで流れたチューブ型容器のクリームに関するあるあるネタに、マツコは「アタシ結構やるの。あれは本当なのよ」と興奮すると「そこ深掘りしなくて大丈夫です」と思わず、つぶやきが突っ込むほど。マツコは「チューブって戦いよ。意外とみんな簡単に向き合ってるけど、ほんとにいろいろドラマが生まれるのよ」と、共感が止まらない。

　芸能界デビューのきっかけは、当時SNSなどはなかったので、雑誌『デビュー』にホリプロのオーディションが載っていて、オーディションはするけど、お金はかからないと書いてあったので、受けたのだそう。最初はネタも作ったことがなかったので、ちょっとした1人コントみたいものをやっていた時、「漫談にしたら出してあげるよ、そういう人いないから」と言われて今の形になったのだという。

　最初にやったネタは「体育館の天井ってバレーボール挟まってるね」と、つぶやきが話すと、マツコは「そんなに初期にできたやつなのね。あれ、バレーボール挟まってない学校ないもんね」といい「共感力高いよね。それを言われたときに、そうなのっていう人の数たるやと」とあるあるネタの魅力を語る。

　また、高校時代3年間を丸刈りで過ごしたエピソードや、トイレに行かなかった話など、その頃から独自の思考でこだわった生活を送っていたつぶやきに、マツコは「この人ぼーっとしてる風に見せてるけど、中々の策士よ」とするどく指摘。「バリバリのクリエーターと話してる気にもなるし、小山駅前（栃木）で街録している人と話している気にもなるし、なんか不思議なのよ」と興味を示す。

　プライベートの話では、1日中動きたくないというつぶやきの「自分のとこと、テレビの間に何かペットボトルがあって邪魔だけども取らない」というと「ちょっと、本当に共感しかないんだけど」といい、「今までいろんな人と会ってきたけど、つぶやきシローさんと似ている、意外だったわよ」と終始、親近感を抱くマツコだった。