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乃木坂46、激熱のアンダーライブで予定外曲をアカペラ披露 「東京ドームに連れて行きたい」宣言も
アイドルグループ・乃木坂46のアンダーメンバー16人が27日、横浜・ぴあアリーナMMで『29thSG アンダーライブ』最終公演を開催し、3日間でのべ2万1000人を動員した。
乃木坂46はシングルごとに選抜とアンダーメンバーが変わり、今回の『アンダーライブ』出演メンバーは、23日に発売されたばかりの29thシングル「Actually...」のアンダー16人。同シングル収録のアンダーメンバー楽曲「届かなくたって…」センターの3期生・佐藤楓が初座長を務めた。
今回のライブの目玉は、各メンバーの思い入れの深い楽曲を全員が代わる代わるセンターで披露する「思い出セレクション」コーナー。「Route246」を選んだ4期生の金川紗耶は「イントロの（齋藤）飛鳥さんの踊り方が本当に大好きで夢だったので、こんなに大きなステージでセンターで踊れたことか本当に幸せでした」と興奮気味に語った。
3期生の阪口珠美は「『Sing Out！』は初めて選抜に選んでいただいた曲で、聴くたびに楽しい思い出がよみがえるまさに思い出の曲。今回やるにあたって（オリジナル曲センターの）飛鳥さんからすごく心強いお言葉をいただいて、それは私だけの秘密ですけれども（笑）。堂々とパフォーマンスすることができました」と胸を張り、メンバーをうらやましがらせた。
座長の佐藤楓は「私のファンの方ならきっと“これを選ぶだろう”という曲。本当に思い出のある、大好きなあの先輩（がセンター）の楽曲を披露したいと思います」と紹介し、西野七瀬の卒業シングルで自身の初選抜曲でもある「帰り道は遠回りしたくなる」でセンターを務めた。
ライブ終盤で佐藤は「自分はセンターというものには縁のない人間だと思っていたし、センターっぽくもないと思っていました。ここにいる皆さんの中にも、まさか私がセンターに立つ日が来るとは思っていなかった方もたくさんいると思います。私を推してくださる方でさえも、そう思っていた方もいっぱいいらっしゃると思います。最近は先輩方の相次ぐ卒業があって、目を背けて立ち止まりそうになっちゃうんですけど、私たちに立ち止まっている時間なんてなくて、5期生も新たに入ってきてくれて、3期生はもうとっくに引っ張っていく側の立場になっているので、センターって決まってからはすぐに気持ちを切り替えることができました」と胸中を吐露した。
続けて「今まで自分が乃木坂46の活動でやってきたことにウソは一つもないし、自信を持ってやってきたものがあるからこそ、今ここにこうして、しっかりと立つことができています。まだ見たことがなかった景色が今見られていることがすごく、すごく幸せです。アンダーライブ最終日、ここまで来られたのは16人全員の力でもありますし、ファンの方の力もあります。本当にありがとうございます」と感謝すると、自身が初めて参加したアンダー楽曲「新しい世界」を、万感を込めて歌唱した。
アンコールでは、4期生の松尾美佑が「追いつくことや覚えることに必死で、坂道研修生のときのように全力でできていた気持ちがわからなくなってしまったんですけど、その気持ちを取り戻せた気がして」と涙が止まらず。
先輩たちももらい泣きし、3期生の伊藤理々杏は「耳に聴こえてくるみんなの力強い歌声も、皆さんが一緒に振ってくれるサイリウムもめちゃくちゃグッときてしまって。ああ、これが一番私がやりたかったことだな、幸せなことだなと思って。こんなに心が震わされると思わなくて。ただただ楽しかった！ 最高だった！ 大好きー！」と絶叫した。
メンバーの感情が高まり、和田は「もう1曲歌ってみない？ 怒られたら私が責任取るから」と、セットリストにはない曲を歌うことを提案。ファンからボードで「きっかけ」をリクエストされると、16人がギュッと体を寄せ合いながらアカペラで「きっかけ」のサビを歌唱。ファンは手拍子を送り、感動的な光景が広がった。
2014年にアンダーライブが始まった当時を知る和田は「ちっちゃい会場でやってきて、そこで皆さんとの心と心がつながっているなというのを感じていたんですけど、今回、この大きい会場で、あんなに遠くの人とも心を通わせることができるんだというのを知って」と喜びをかみしめた。
これまでにも日本武道館、東京体育館、横浜アリーナなどアリーナクラスでアンダーライブを開催した実績があるが、和田は「このまま頑張ってたら、アンダーライブを東京ドームでできるんじゃないかと思いました。どんなに大きい会場でも、私たちの魂は強いから！」と大きな目標を掲げた。「ここにいる人みんな、誰一人残さず、こぼさず連れて行きたいなと思いました。連れて行けるように私たちも頑張ります」と宣言し、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。
■出演メンバー
伊藤理々杏／金川紗耶／北川悠理／黒見明香／阪口珠美／佐藤楓／佐藤璃果／中村麗乃／林瑠奈／松尾美佑／向井葉月／矢久保美緒／山崎怜奈／弓木奈於／吉田綾乃クリスティー／和田まあや
■『29thSG UNDER LIVE』最終日セットリスト
OVERTURE
01. 狼に口笛を
02. 自惚れビーチ
03. My rule
04. 13日の金曜日
05. 命は美しい（向井）
06. マシンガンレイン（矢久保）
07. Route246（金川）
08. その先の出口（吉田）
09. 何もできずそばにいる（山崎）
10. 三角の空き地（黒見）
11. サヨナラの意味（北川）
12. 女は一人じゃ眠れない（和田）
13. 自由の彼方（佐藤璃）
14. 何度目の青空か？（中村）
15. 君の名は希望（林）
16. 制服のマネキン（弓木）
17. 世界で一番 孤独なLover（松尾）
18. ガールズルール（伊藤）
19. Sing Out！（阪口）
20. 帰り道は遠回りしたくなる（佐藤楓）
21. 行くあてのない僕たち
22. Wilderness world
23. 届かなくたって…
24. ここにいる理由
25. 嫉妬の権利
26. あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
27. 口ほどにもないKISS
28. 風船は生きている
29. 錆びたコンパス
30. 別れ際、もっと好きになる
31. 新しい世界
【アンコール】
EN1. 人はなぜ走るのか？
EN2. 扇風機
EN3. 乃木坂の詩
【Wアンコール】
WEN1. ハウス！
※カッコ内は「思い出セレクション」コーナーの選曲者＆センター
乃木坂46はシングルごとに選抜とアンダーメンバーが変わり、今回の『アンダーライブ』出演メンバーは、23日に発売されたばかりの29thシングル「Actually...」のアンダー16人。同シングル収録のアンダーメンバー楽曲「届かなくたって…」センターの3期生・佐藤楓が初座長を務めた。
今回のライブの目玉は、各メンバーの思い入れの深い楽曲を全員が代わる代わるセンターで披露する「思い出セレクション」コーナー。「Route246」を選んだ4期生の金川紗耶は「イントロの（齋藤）飛鳥さんの踊り方が本当に大好きで夢だったので、こんなに大きなステージでセンターで踊れたことか本当に幸せでした」と興奮気味に語った。
3期生の阪口珠美は「『Sing Out！』は初めて選抜に選んでいただいた曲で、聴くたびに楽しい思い出がよみがえるまさに思い出の曲。今回やるにあたって（オリジナル曲センターの）飛鳥さんからすごく心強いお言葉をいただいて、それは私だけの秘密ですけれども（笑）。堂々とパフォーマンスすることができました」と胸を張り、メンバーをうらやましがらせた。
座長の佐藤楓は「私のファンの方ならきっと“これを選ぶだろう”という曲。本当に思い出のある、大好きなあの先輩（がセンター）の楽曲を披露したいと思います」と紹介し、西野七瀬の卒業シングルで自身の初選抜曲でもある「帰り道は遠回りしたくなる」でセンターを務めた。
ライブ終盤で佐藤は「自分はセンターというものには縁のない人間だと思っていたし、センターっぽくもないと思っていました。ここにいる皆さんの中にも、まさか私がセンターに立つ日が来るとは思っていなかった方もたくさんいると思います。私を推してくださる方でさえも、そう思っていた方もいっぱいいらっしゃると思います。最近は先輩方の相次ぐ卒業があって、目を背けて立ち止まりそうになっちゃうんですけど、私たちに立ち止まっている時間なんてなくて、5期生も新たに入ってきてくれて、3期生はもうとっくに引っ張っていく側の立場になっているので、センターって決まってからはすぐに気持ちを切り替えることができました」と胸中を吐露した。
続けて「今まで自分が乃木坂46の活動でやってきたことにウソは一つもないし、自信を持ってやってきたものがあるからこそ、今ここにこうして、しっかりと立つことができています。まだ見たことがなかった景色が今見られていることがすごく、すごく幸せです。アンダーライブ最終日、ここまで来られたのは16人全員の力でもありますし、ファンの方の力もあります。本当にありがとうございます」と感謝すると、自身が初めて参加したアンダー楽曲「新しい世界」を、万感を込めて歌唱した。
アンコールでは、4期生の松尾美佑が「追いつくことや覚えることに必死で、坂道研修生のときのように全力でできていた気持ちがわからなくなってしまったんですけど、その気持ちを取り戻せた気がして」と涙が止まらず。
先輩たちももらい泣きし、3期生の伊藤理々杏は「耳に聴こえてくるみんなの力強い歌声も、皆さんが一緒に振ってくれるサイリウムもめちゃくちゃグッときてしまって。ああ、これが一番私がやりたかったことだな、幸せなことだなと思って。こんなに心が震わされると思わなくて。ただただ楽しかった！ 最高だった！ 大好きー！」と絶叫した。
メンバーの感情が高まり、和田は「もう1曲歌ってみない？ 怒られたら私が責任取るから」と、セットリストにはない曲を歌うことを提案。ファンからボードで「きっかけ」をリクエストされると、16人がギュッと体を寄せ合いながらアカペラで「きっかけ」のサビを歌唱。ファンは手拍子を送り、感動的な光景が広がった。
2014年にアンダーライブが始まった当時を知る和田は「ちっちゃい会場でやってきて、そこで皆さんとの心と心がつながっているなというのを感じていたんですけど、今回、この大きい会場で、あんなに遠くの人とも心を通わせることができるんだというのを知って」と喜びをかみしめた。
これまでにも日本武道館、東京体育館、横浜アリーナなどアリーナクラスでアンダーライブを開催した実績があるが、和田は「このまま頑張ってたら、アンダーライブを東京ドームでできるんじゃないかと思いました。どんなに大きい会場でも、私たちの魂は強いから！」と大きな目標を掲げた。「ここにいる人みんな、誰一人残さず、こぼさず連れて行きたいなと思いました。連れて行けるように私たちも頑張ります」と宣言し、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。
■出演メンバー
伊藤理々杏／金川紗耶／北川悠理／黒見明香／阪口珠美／佐藤楓／佐藤璃果／中村麗乃／林瑠奈／松尾美佑／向井葉月／矢久保美緒／山崎怜奈／弓木奈於／吉田綾乃クリスティー／和田まあや
■『29thSG UNDER LIVE』最終日セットリスト
OVERTURE
01. 狼に口笛を
02. 自惚れビーチ
03. My rule
04. 13日の金曜日
05. 命は美しい（向井）
06. マシンガンレイン（矢久保）
07. Route246（金川）
08. その先の出口（吉田）
09. 何もできずそばにいる（山崎）
10. 三角の空き地（黒見）
11. サヨナラの意味（北川）
12. 女は一人じゃ眠れない（和田）
13. 自由の彼方（佐藤璃）
14. 何度目の青空か？（中村）
15. 君の名は希望（林）
16. 制服のマネキン（弓木）
17. 世界で一番 孤独なLover（松尾）
18. ガールズルール（伊藤）
19. Sing Out！（阪口）
20. 帰り道は遠回りしたくなる（佐藤楓）
21. 行くあてのない僕たち
22. Wilderness world
23. 届かなくたって…
24. ここにいる理由
25. 嫉妬の権利
26. あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
27. 口ほどにもないKISS
28. 風船は生きている
29. 錆びたコンパス
30. 別れ際、もっと好きになる
31. 新しい世界
【アンコール】
EN1. 人はなぜ走るのか？
EN2. 扇風機
EN3. 乃木坂の詩
【Wアンコール】
WEN1. ハウス！
※カッコ内は「思い出セレクション」コーナーの選曲者＆センター
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2022/03/28
