3月下旬から、米・ロサンゼルスに留学すると発表したジャニーズJr.の人気グループ・Travis Japanが19日、NHKラジオ第1で放送された『らじらー！サタデー』に生出演。この日をもって、番組を卒業した。終盤には7人からファンやこれまでお世話になったスタッフに感謝の気持ち、渡米への決意を語った。最後はリーダーの宮近海斗の掛け声とともに7人で「行ってきます！」と明るく締めくくった。

　まず松倉海斗は寄せられた番組へのメールやツイッターでの感想を通し「素直に頑張っていこうという気持ちになれた幸せな3時間でした。ビッグになって帰ってきたいのでそれまで待っててください」と奮起。最年少の松田元太は「『行ってます』があるから『ただいま』も言いたい。『お帰り』も言ってほしいし、でも行くからには夢をつかみにいきます。「夢のHollywood」を夢で終わらせたくないし、ハリウッドで活躍する僕たちをの姿を見てほしい」と強い気持ちを伝えた。

　吉澤閑也は「目標や夢は永遠にかわらず、世界で活躍したいという僕らの夢をまっすぐに追いかけ、まじめに真摯に取り組んでいきたい。いつも、どんな時でも、辛いときも、うれしい時も支えてくれたのはファンのみなさんです」といい「みなさんが幸せになれることを心から思っています」と感謝の言葉を述べる。川島如恵留は「僕たちは少ない可能性に人生をかけてここまでやってきました。この僕たちの決断は、0.1％でも可能性があると思ったから、全力で前に進みたいと7人で決意を固めて、ファンのみなさんと前に進んでこのチャンスを掴みたい」と意気込んだ。

　七五三掛龍也は「俺は目標を口に出すタイプだから、ここで言うけど、この7人でデビューしてワールドツアーをやりたい」と掲げると、「かなう確証はどこにもないし、自分たち次第だと思っている。その大きな目標を覚悟をもって挑戦しに行くので、応援してくれたらうれしい。次、僕たちが帰って来るときは今よりも魅力的な男性になって帰ってきます。Travis Japanから目が離せないくらい魅力的になっているので、覚悟して待っていてくださいね」と呼びかけた。

　中村海人はファンに向け「俺らのことだけは忘れないでいてほしい。帰ってきた時に笑顔でも、どんな顔でも『お帰り』って言ってくれれば、俺らはそれでうれしい。みんなを寂しくさせちゃうけど、これまで以上に、遠い距離でも、俺らは今まで以上に会える企画を考えるから安心してほしい」と約束した。宮近は「“トラジャ担”は僕らにとっての最強のパートナー。僕らがみんなと会えた際はそれよりも最強なTravis Japanでいたいし寂しかった分を抱きしめるくらいで会いたい。寂しい時、悲しい時は、この言葉を送り合いましょう。パワー―!!」とおどけつつも全員を鼓舞した。

　最後にはスタッフからメンバーカラーの花束が贈られた模様で、中村は「俺らも勉強になったし、しゃべれなかった俺らがしゃべれるようになったのも『らじらー』さんのおかげ。少しでも恩返しできるように。1％を信じて100％にできるグループだから」と力を込めると、松倉は「伝説作ろうよ」と意欲。七五三掛も「唯一無二のグループになろう、そうなることや『らじらー』さんやみなさんへの恩返しになる」と賛同していた。

　同グループは、2019年4月から『らじらー！サタデー』午後10時台のMCを担当。現在は、同じジャニーズJr.のHiHi Jets、美 少年と週替わりで担当し、メンバーの中から2人が出演している。最後の出演となる19日は、午後8時台、同9時台も含め番組全体のMCをTravis Japanが務める『TravisJapan LAいってきます3時間SP！』のスペシャル版に。一つのグループのメンバーが全員で3時間生出演するのは、番組としても初めての試みとなった。