アダルトグッズメーカーのTENGA(本社:東京都港区)は16日、障がい者福祉事業に進出し、就労を通して自立を後押しするプロジェクト『able! project』をスタートさせると発表した。埼玉県川越市に就労継続支援B型事業所『able!FACTORY』を4月下旬にオープンさせる。
松本光一社長は、同社が創業から17年大切にしてきたビジョンとして、「性を表通りに誰もが楽しめるものに変えていく」を紹介。その延長線上で、自身が障がい者とコミュニケーションを重ねながら「僕たちにもできることがあるんじゃないか」と感じ、「新しい形の就労支援に取り組む」と決意。そして「障害のある・なしにかかわらず、誰もが働く喜びを感じられる世の中にしていきたい」とダイバーシティへの夢を膨らませた。
就労継続支援B型事業所は、通所型サービスで、利用者と事業所が雇用契約を結ばず、働き方に応じて工賃を得る仕組み。『able!FACTORY』では、具体的に、衣料品の印刷、パソコンのレストア、通販サイト運営などに加え、利用者のアートをTENGA製品のパッケージに採用。また、事業所内にドッグカフェを備え、利用者が調理や接客などを行う。
施設長を務める木村利信氏は「複数の仕事を用意し、利用者が選べるため、平均より高い工賃を得ることができる」とアピールした。今後、事業所に通う利用者を募っていく。また、全国からTシャツプリントなど仕事を請け負う。
さらに同社ならではの取り組みとして、松本社長は「全国には性の悩みや、障がいの悩みを抱えた方がたくさんいるけれど、相談するところがほとんどない。そうした方に向けたオンライン相談室を始める」とし、「手探りではあるけれど、始めなければ始まらない。僕らも勉強するので、悩みを寄せてください」と呼びかけた。こうした声は、TENGA製品やサービスなどにも生かすという。
あらためて松本社長は、日本の障がい者の性を取り巻く環境について「どうしても触れられてきていない。フタをしてしまっている」と解説。その状況を「目の前に大好きなご飯があるのに何日間も食べられないのと同じ、眠くてしょうがなくても何日間も寝ないのと同じ」と表現し、「障がい者の性に対する活動もすすめていきたい」と強いメッセージを伝えた。
松本光一社長は、同社が創業から17年大切にしてきたビジョンとして、「性を表通りに誰もが楽しめるものに変えていく」を紹介。その延長線上で、自身が障がい者とコミュニケーションを重ねながら「僕たちにもできることがあるんじゃないか」と感じ、「新しい形の就労支援に取り組む」と決意。そして「障害のある・なしにかかわらず、誰もが働く喜びを感じられる世の中にしていきたい」とダイバーシティへの夢を膨らませた。
就労継続支援B型事業所は、通所型サービスで、利用者と事業所が雇用契約を結ばず、働き方に応じて工賃を得る仕組み。『able!FACTORY』では、具体的に、衣料品の印刷、パソコンのレストア、通販サイト運営などに加え、利用者のアートをTENGA製品のパッケージに採用。また、事業所内にドッグカフェを備え、利用者が調理や接客などを行う。
施設長を務める木村利信氏は「複数の仕事を用意し、利用者が選べるため、平均より高い工賃を得ることができる」とアピールした。今後、事業所に通う利用者を募っていく。また、全国からTシャツプリントなど仕事を請け負う。
さらに同社ならではの取り組みとして、松本社長は「全国には性の悩みや、障がいの悩みを抱えた方がたくさんいるけれど、相談するところがほとんどない。そうした方に向けたオンライン相談室を始める」とし、「手探りではあるけれど、始めなければ始まらない。僕らも勉強するので、悩みを寄せてください」と呼びかけた。こうした声は、TENGA製品やサービスなどにも生かすという。
あらためて松本社長は、日本の障がい者の性を取り巻く環境について「どうしても触れられてきていない。フタをしてしまっている」と解説。その状況を「目の前に大好きなご飯があるのに何日間も食べられないのと同じ、眠くてしょうがなくても何日間も寝ないのと同じ」と表現し、「障がい者の性に対する活動もすすめていきたい」と強いメッセージを伝えた。
コメントする・見る
2022/03/16