5歳でマジックと出会い、そこから「マジシャンになる」とブレることなく夢を現実にしたイリュージョニストのHARA。「『もののけ姫』に登場する深い森のような場所」に住んでいたという少年が、独学でマジックを勉強し、アメリカ・ラスベガスにて開催されたマジックの世界大会『World Magic Seminar Teens contest』で日本人初のグランプリ受賞という快挙を成し遂げた。そこにはどんな道のりがあったのだろうか――本人に話を聞いた。 マジックとの出会いは5歳。家族で東京に来たとき、母親が以前住んでいた街に行こうということになって出向いた井の頭公園で、シャボン玉をガラスの玉に変えるマジックを披露していたピエロに遭遇し、HARA少年は目を輝かせた。 「いまでも鮮明に記憶に残っています。もちろんそれまで生でマジックを見た経験はありませんでしたので、それがマジックであるかも分かっていませんでしたが、本当に魔法使いがいたという感覚でした。普通はシャボン玉を作っても、すぐ割れちゃうじゃないですか(笑)」。
2022/03/14