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一度打ち切りの漫画、掲載移籍でヒット 『十字架のろくにん』累計100万部突破

 一度打ち切りとなった漫画『十字架のろくにん』のコミックス累計発行部数が100万部を突破したことが8日、講談社より発表された。

漫画「十字架のろくにん」コミックス第1巻

漫画「十字架のろくにん」コミックス第1巻

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 同作は、1巻発売時に単行本の売上が振るわず、当時の連載誌『別冊少年マガジン』(講談社)での連載を終了していたが、漫画アプリ『マガポケ』(講談社)へ移籍すると人気に火が付き、2021年6月に第3巻にして紙でも全巻重版に。

 編集部によると、長くコミックスの売り上げは紙が圧倒的だったが、近年は電子書籍の売り上げが紙の売り上げと同等になっており、コロナ禍の影響で、講談社の電子書籍・権利ビジネスの売り上げが紙の書籍を初めて上回っているという。

 『十字架のろくにん』は、電子オリジナル作品ではないにも関わらず、紙より電子での人気が高い作品で、電子の売り上げは紙の6.6倍(※21年6月時点)。ここまでハッキリと差が出る作品は「電子オリジナルを除けば珍しい」と説明する。

 作者の中武士竜氏は「一度はダメかと思った連載ですが、本当に運良く延命措置をしていただき、皆様のおかげで生きながらえることができております。ありがとうございます」とヒットに感謝している。

 今回の100万部突破、9日にコミックス第6巻が発売されることを記念して、9日からSHIBUYA TSUTAYA限定で第1〜6巻を購入すると、特典イラストカード6種からランダムで1枚配布する企画を実施する。

 『十字架のろくにん』は、小学6年生・漆間俊の復讐劇を描くストーリー。壮絶ないじめに苦しむ「地獄」の中にいたが、そこには兄想いの弟と、子を守る父母という「救い」があった。あの日、5人の化け物たちが、鬼畜の所業で家族を奪い去るまでは…。やがて、全てを失い、真の地獄を見た中で暗い「願い」が宿る。戦時中、秘密部隊に所属した祖父の指導の下、生まれ変わる少年。4年が経った時、因縁の敵の前に姿を現す彼の復讐劇が描かれる。

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