俳優の渡部秀、三浦涼介、高田里穂、君嶋麻耶、岩永洋昭が2月28日、都内で行われたVシネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』の完成披露舞台あいさつに参加した。

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　2010年9月から2011年8月までテレビ朝日系列放送された平成仮面ライダーシリーズ第12作の『仮面ライダーオーズ／OOO』。本作は、10周年を迎えて制作された完全新作の物語となる。火野映司／仮面ライダーオーズ役の渡部は「このようなご時世の中、ここまでたどり着くことができて大変、光栄に思っています。思い返すと奇跡の連続だった10周年の作品でした」としみじみ。アンク役の三浦は「こうして皆様にお届けできたこと、うれしく思っています。きょうは最高のメンツと一緒に最高なトークをお届けします」と笑顔を見せた。

　泉比奈役の高田は「皆様の表情が晴れやかに見えている」と話し、仮面ライダーバース／後藤慎太郎役の君嶋は「ようやく皆様に、この作品を披露することができた。感謝しています」とメッセージ。仮面ライダーバース／伊達明役の岩永は「妻をめとり、子を設け、5年の月日が経ちました。今宵だけは、あなただけの永遠の恋人に戻ろうと思います」とあいさつし、笑わせていた。

　映司とアンクの“いつかの明日”の物語。渡部は「この作品が形になるまで、のべ2年ぐらいかかっている。構想段階も含めて、いろんな方のご意見、お力添えを得て、やっと形になった。衝撃的な内容になっていますけど、これがまさに『オーズ』だなと受け止めている。キャスト一同、クランクインの前から気合を入れて、この作品に取り組もうと。待ってくださった皆様に、本当の最後をお届けするんだ、という気持ちで走り出した」と振り返る。

　最後に渡部は「ここまでステキな作品にめぐり会えたことが、僕にとって一生の財産。これからも、それは一生変わりません」と『仮面ライダーオーズ』という作品への思いを語る。「これが僕の原点だな、と改めて実感した作品でした。どのような未来が待っているか期待を含めた終わり方ですけど、映司の旅は終わりを告げました。アンクに会おうと、日々悩んでいた映司の旅が終わりを迎えて、僕も1人の映司のファンとして胸をなでおろしている」と『復活のコアメダル』への率直な思いを口にしながら「また、いつか皆様の前で、どのような形でもいいので『仮面ライダーオーズ』という作品を何かしらの形でお楽しみいただけるような未来を僕も願いつつ、今回の舞台あいさつに代えさせていただきたいと思います」とファンにメッセージを送っていた。

　『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』は、3月12日から期間限定上映を行い、8月24日にBlu-ray＆DVDをリリース。Blu-ray＆DVDでは、通常版のほか、タジャニティスピナー＆ゴーダメダルセット版も同時発売される。

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