Amazonとヤマダホールディングスは17日、両社の全面的協力で開発された、日本国内初、Fire TV搭載の新しいスマートテレビを発表した。テレビも動画も簡単にアクセス可能で、「豊富なコンテンツからその時の気分で視聴できる」がコンセプトのテレビとなり、同日より予約販売をスタート。3月5日より全国のヤマダホールディングスグループ店舗などで順次販売していく。

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　同製品は、Amazonのストリーミングメディアプレーヤー、Fire TVを搭載し、地上波・BS・CS・4Kの視聴だけでなくストリーミング動画の視聴も可能なことに加えて、ホーム画面からユーザーの好みに応じたコンテンツを直感的に選び、視聴することができるスマートテレビ。

　4K液晶テレビとHD液晶テレビの4機種で展開し、ヤマダホールディングスグループが独占販売権を有する「FUNAI」ブランドとして、ヤマダホールディングス限定で販売を開始する。17日よりAmazon.co.jp上のヤマダデンキにて予約販売を開始し、3月5日より全国のヤマダホールディングスグループ店舗、ヤマダウェブコムにて、順次販売および出荷をしていく。

　サイズ展開は32インチHD液晶テレビが価格5万4780円、43インチ4K液晶テレビが10万9780円、50インチ4K液晶テレビが12万780円、55インチ4K液晶テレビが14万2780円。発売を記念し、3月4日までにAmazon.co.jpのヤマダデンキで予約注文した場合は特別価格（割引）にて購入することができる。（43インチ 価格7万6780円、50インチ 8万7780円、55 インチ10万9780円　すべて税込価格）

　アマゾンジャパン社長のジャスパー・チャン氏は「アマゾンジャパンとヤマダホールディングスは、Amazon.co.jp上での株式会社ヤマダデンキによる商品の販売や、Amazonデバイスのヤマダデンキ店舗での拡販など、これまでもさまざまな形で協力してまいりました。Amazonは地球上で最もお客様を大切にする企業として、好評を得ているストリーミングメディアプレーヤーFire TVをお客様の声をもとにテレビに搭載しました。ヤマダデンキは最先端の商品を数多くの日本のお客様に届けてきた実績があり、Fire TV搭載スマートテレビを多くの日本のお客様に広めていただけることを非常に期待しております」と期待した。

　ヤマダホールディングス代表取締役会長兼社長CEOの山田昇氏は「この度、ヤマダホールディングスより日本初のAmazon Fire TV搭載スマートテレビを発売できることをとてもうれしく思っています。私たちの目標は、さまざまなコンテンツを備えた高品質のテレビを魅力ある価格で提供し、お客様の生活をより豊かにすることです。ストリーミングメディアプレーヤーの分野で世界的に実績があるAmazonと手を組むことで、これが実現できると考えました」と説明している。

　続けて「『たのしい。くらしをシアワセにするぜんぶ』をコンセプトとした家電・家具インテリア販売店「ライフセレクト」店を始めヤマダグループ各店舗で、「スマートテレビ」を快適にお楽しみいただける提案展示ができることを楽しみにしています。Amazonとの協力により生まれた今回のFire TV搭載スマートテレビが、お客様にすばらしいユーザー体験をご提供できることと確信しております」と力を込めた。