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『ネギま!』の続編『UQ HOLDER!』完結、連載8年半に幕 参院選出馬の赤松健氏「新しい冒険に行ってきます」

 漫画『ラブひな』『魔法先生ネギま!』で知られる漫画家・赤松健氏の漫画『UQ HOLDER!』が、9日発売の連載誌『別冊少年マガジン』(講談社)3月号で最終回を迎えた。『ネギま!』の未来を舞台にしたシリーズの続編が、連載8年半の歴史に幕を下ろした(2013年8月連載開始)。赤松氏については昨年12月、自民党が今夏の参議院選挙の比例代表候補として擁立することを発表しており、巻末にて赤松氏は「8年間も応援ありがとうございました! ちょっと新しい冒険に行ってきます。」とコメントを寄せた。

『UQ HOLDER!』コミックス1巻

『UQ HOLDER!』コミックス1巻

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 最終話はセンターカラーで掲載。作品の扉や冒頭ページがカラーになることが通例だが、今回はクライマックスシーンがカラーで描かれており、その理由について赤松氏は「確かに、普通は冒頭部分がカラーになることが多いですよね。でも今回は戦闘シーンから始まることがあらかじめわかっていて、でもどうせカラーだったら女の子が出てきて主人公とイチャイチャしている絵の方が読者もうれしいと思いまして、わざわざそのラスト部分をカラーにさせてもらいました。(笑)」と説明した。

 『魔法先生ネギま!』の続編である同作は、“不死者”たちが躍動する近未来バトルファンタジー。平穏な、退屈な田舎で暮らしていた少年・近衛刀太には、都へ行って一旗揚げるという夢があった。そのために彼は育ての親であり、優れた魔法の使い手・雪姫に挑戦する日々を送っていた。だが、戦いながらも仲良く暮らしていた2人の前に現れた賞金稼ぎによって田舎での平穏な日々は終わりを告げてしまうストーリー。

 赤松氏の前作『魔法先生ネギま!』(2003年〜2012年)の未来を舞台にした続編で、2013年8月より『週刊少年マガジン』にて連載がスタートし、その後、『別冊少年マガジン』へ移籍。『魔法先生ネギま!』を含めた『ネギま!』シリーズの累計発行部数は2600万部を突破しており、2017年にはテレビアニメ化もされた。コミックス最終28巻は3月9日に発売される。

 なお、参議院選挙に出馬する赤松氏の今後の漫画家活動については、表現の自由を守る会の公式サイトにて「今後の漫画家としての活動についてですが、私は生涯、漫画家でい続けるつもりです。もちろん、政治活動をするとなると、しばらく連載などは無理そうですが、漫画を使って若い世代にも分かりやすく国の政策について説明するなど、漫画の力をあらゆる方面に生かしていきたいと思っています」と説明。

 「大切な仲間である赤松スタジオのアシスタントたちと仕事を続けていきます。いずれまた読み切りなど描くかもしれません。その時はまた応援していただければうれしいです」と呼びかけている。

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  1. 1. 赤松健氏の漫画『UQ HOLDER!』完結へ、連載約8年に幕 参院選の自民党公認候補
  2. 2. 『ネギま!』の続編『UQ HOLDER!』完結、連載8年半に幕 参院選出馬の赤松健氏「新しい冒険に行ってきます」

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  • 『UQ HOLDER!』コミックス1巻
  • 『UQ HOLDER!』最終話のカラーページ
  • 『別マガ』3月号の表紙

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