• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

市川海老蔵、肌で感じたジャニーズの“強さ”「情熱があり、諦めない」

 歌舞伎俳優の市川海老蔵がこのほど、2月18日から東京・EXシアター六本木にて開幕する六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画より』)の合同取材会に出席した。

市川海老蔵 (C)ORICON NewS inc.

市川海老蔵 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 今回の題材は『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』。文久2(1862)年3月に江戸市村座で初演された古典歌舞伎の名作をベースに、歌舞伎音楽とロック音楽を用いながら、弁天小僧菊之助(海老蔵)が歌舞伎世話物狂言の醍醐味を見せる場面をはじめ、時空を超えて、現代社会をさわがせる窃盗団と幕末の江戸市中の盗賊一味が織りなす物語が描かれる。

市川海老蔵 (C)ORICON NewS inc.

市川海老蔵 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

 本作には、A.B.C-Z戸塚祥太が出演。歌舞伎初挑戦の戸塚は、昨年12月に行われた製作発表会見にて「知らないことも勉強して、自分がいただいた役をしっかりできるように歌舞伎の世界に染まっていきたい」と意気込みを語っていた。

 本格的な稽古はこれからになるが、海老蔵は「戸塚さんと私の星(運命)が似ている」と語る。「私と星が似ている人はあまり見たことがありません。これからしっかりと向き合うことになりますが、おそらくどこか似ている部分はあるんだろうなと思います。自分でも自分のことで気づかないことはたくさんある。戸塚さんを見ながら、『こういう部分もあるのかもしれない』と自分の気づきにもなれば」と戸塚との共演を心待ちにする。

市川海老蔵 (C)ORICON NewS inc.

市川海老蔵 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

 劇中に関しては「戸塚さんは、基本的に“戸塚さん”として現れますので、見やすいと思います。歌舞伎の部分も非常にわかりやすい作りになっています。古典がおもしろいぞ、と思っていただくのがコンセプトです」と、今回初めて歌舞伎に触れる人でも、すっと入ってくるような内容になっている。

 海老蔵といえば、2019年の六本木歌舞伎『羅生門』では三宅健、「24時間テレビ」ではKing & Prince岸優太、さらに「ABKAI」ではSnow Man宮舘涼太阿部亮平中山優馬ら、多くのジャニーズ事務所所属のメンバーたちと歌舞伎でタッグを組んできた。

 ジャニーズに所属するメンバーたちの強みを聞くと「情熱があり、諦めない」とメンタルの強さをたたえる。「歌舞伎は独特の演出方法が多いのですが、それに対して稽古が終わっても一所懸命に何十回も何十回も稽古をされている姿を拝見しています。そういうところに胸を打たれますし、魅力を感じます」と海老蔵自身も勉強になることが多いそうだ。

 東京公演は、2月18日から3月6日まで。その後、3月11日から13日まで福岡サンパレスホテル(福岡)。3月18日から21日までフェスティバルホール(大阪)にて、上演される。

関連写真

  • 市川海老蔵 (C)ORICON NewS inc.
  • 市川海老蔵 (C)ORICON NewS inc.
  • 市川海老蔵 (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索