お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明が新型コロナウイルスに感染し、矢作兼も濃厚接触者に該当する疑いから休養していることを受け、3日深夜放送のTBSラジオ『木曜JUNK　おぎやはぎのメガネびいき』（毎週木曜　深1：00）の800回目では、ピンチヒッターとしてアンタッチャブルの山崎弘也が担当した。

　冒頭で、山崎は「小木です、矢作です、おぎやはぎでも何か問題でも。大問題です。何か問題でもじゃないんですよ。800回記念でおぎやはぎさんがいないということでね…」と切り出すと、しばらくトークを行った後に自己紹介。「おぎやはぎが穴を開けた時はザキヤマっていうのが通例になっているというか…」とトークを展開していった。

　続けて「今までは小木さんの穴を埋めてきたけど、今回は矢作さんもいない。800回に向けてリスナーも期待していたけど、それが2人ともいないっていうね。『何か問題でも』って、あんなこと言っていたから。とにかく、矢作さんの穴も埋めないといけないっていうことで、私に白羽の矢が立った」と説明。「柴田さんと一緒でもいいじゃないかっていうことなんですが、柴田さんが『ラヴィット！』で代打MCをやったんですが、ずいぶん疲労が溜まっているということでね（笑）。それで、私に白羽の矢が立って。埋めるのか、埋めないのかい、どっちなんだいっていう、ザキヤマきんに君的なところがあります」とボケ倒していった。

　山崎は、おぎやはぎの現状についても「小木さんの症状は落ち着いている、矢作さんにいたっては元気でビンビンでカチカチ」と説明。「ゲリラ的にちょっと電話してみましょうか？　これはちょっとアドリブですけど、私のラジオですから」と矢作にサプライズで電話をかけるも、はじめは留守電に。2回目の電話に、矢作が応答すると「なんだよ？　こっちに電話しないで。ちょっと待って、こっちの携帯に電話しないで（笑）。ずっとつながっているのに。アドリブで電話するみたいなこと言っていたけど、ずっと回線が（リモートで）つながってんじゃん」と種明かしをした。

　矢作は続けて「小木はコロナですから、具合は一時期悪かったみたい。今はもう大丈夫みたいだけど。オレはビンビン」と説明。「カチカチ」という状態については「みなさん、なんか想像してしまうかもしれませんけど、腕の筋肉の方なんです」と笑いを交えて話していた。その後に”穴埋め隊”として、スタジオにザ・マミィの2人が駆けつけていることが明かされた。

　小木の事務所は1月31日、公式サイトにて「弊社所属の小木博明（おぎやはぎ）が新型コロナウイルスに感染していることが確認されましたので、ご報告申し上げます」と伝えられた。感染判明までの経緯について「1月29日（土）に発熱し、1月30日（日）にPCR検査を受けた結果、陽性であることが確認されました」と説明し、現在の容態について「安定しており、今後は医療機関、行政機関の指示に従い療養する予定です」とした。相方・矢作兼（50）は「PCR検査の結果は陰性でしたが、濃厚接触者には該当する可能性があるため、しばらくお休みさせて頂きます」と報告していた。

　番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。