俳優の佐藤アツヒロ、A.B.C-Zの五関晃一、女優の真琴つばさが20日、都内で行われた舞台『行先不明』製作発表記者会見に登壇した。

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　今回の舞台で、誰からも運が悪いと言われる旅行代理店の社員・佐々を演じる佐藤。役柄にあわせて「運が悪いか」と質問されると「13歳でデビューして22歳で解散。これがいいのか悪いのか…。ひとりになって、30代、40代となって、いまこうして頑張れている。最終的に不運にするにも良くするにも、その先は自分で作っていくものなんだなと最近わかりました」と運を良くするにも、悪くするにも自分次第だと語った。

　続けて「行き先はもう決まりました。このまま行きます。このままらしく行ってもいいでしょうか？」と、今後もソロで仕事にまい進していくことを誓った。

　また、自身の旅行経験を問われ「メンバーから一人旅できないだろと言われて、10代のころにハワイに2週間、ひとりで行きました」と明かし「ずっと写真を撮っていましたね。でも、一人旅は無理だなと思いました。おいしかったとか、きれいだったとかを人に言いたいので（笑）」と振り返った。

　2019年に上演された『ブラックorホワイト？ あなたの上司、訴えます！』に続き、作・演出の藤井清美氏と主演の佐藤が再タッグを組んだ本作。会社の“積立金横領”をテーマに、未来への希望と不安をユーモラスに描く。もし、自分の将来のためのお金が突然消えてしまったら…と他人ごとでは済ませられない題材で、あすへの活力となるようなお仕事コメディ作となっている。

　3月4日、5日に愛知・御園座。3月12日から21日まで東京・サンシャイン劇場で上演される。