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なにわ男子、涙のCDデビュー発表の裏側に完全密着 道枝駿佑が作詞曲に込めた想い

 人気グループ・なにわ男子が14日放送の、フジテレビ系『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(深1:05※関東ローカル)に出演。昨年11月12日に「初心LOVE(うぶらぶ)」でCDデビューを果たし同グループ特集『なにわ男子 〜デビュー もうひとつの舞台裏〜』。Episode2『三年目の奇跡』ではついにやってきた“7月28日”のデビュー発表日…涙の裏側に完全密着。ついに長年抱いてきた夢をつかみ取った7人の胸に秘められた思いに迫る。

14日放送『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』に出演するなにわ男子 (C)フジテレビ

14日放送『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』に出演するなにわ男子 (C)フジテレビ

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 昨年7月に開催された、なにわ男子単独となる初の全国アリーナツアー『なにわ男子 First Arena Tour 2021 #なにわ男子しか勝たん』初日公演を前に、会場ではリハーサルが行われていた。これまでより、はるかにスケールアップした舞台に、メンバーは「すごい」「広いね」と口々に歓声を上げる。

 今回のステージ演出を担当した西畑大吾は「大きいですね。会場に来ると全然違いますね。広さもあるし。気持ちも上がります。すごい」と声を弾ませ、リーダーの大橋和也は「練習は本番のように、本番は練習のように。楽しく全力でやろうかなと思います」と意気込む。

 ツアー初日、オープニングでは全員で初のフライングに挑戦。メインステージから中央ステージまでを優雅に飛行。また今回の公演で披露する曲数はなんと30以上で、その構成をほぼメンバーだけで練り上げた。その中に、観客の前で初めて披露する曲があった。道枝駿佑が作詞、なにわ男子の絆を歌詞に込めた「Time View〜果てなく続く道〜」だ。「どれだけ夢を見てきただろう」「不安が募って壊れそうになっても 横を見れば 君がいるから」。グループ結成から3年、ただひたすらにデビューを目指してきた自らの気持ちを表現された歌詞に、メンバーは格別な思いを抱いていた。

 グループ最年長の藤原丈一郎は「たまに一人で聴くときにうるっとくる。特別な曲」、西畑も「僕たちの気持ちはあれなのよ」「ちょっと涙出るもんね」と語った。道枝はこの曲を手掛けた時の思いを「腑(ふ)に落ちない日とか7人が納得いかない日々がいっぱいあったと思うけど、芸能界でやっていくしかないって思いながら(歌詞を書いた)。口下手だけどこう思っているんですよって。書いてよかったなあと思いました」と胸の内を明かした。

 そして迎えた7月28日。グループ名である「なにわ」にちなんだこの日は、ツアー2ヶ所目となる横浜アリーナで公演が行われようとしていた。会場入りした西畑は、「2年前に728(なにわ)の日にライブしたいよね、って話をしてたんですよね。いつのまにか728の日になっていました」と感慨深い表情を浮かべる。そんな彼らの夢がついにかなう時が来る。それはコンサート中盤、MCコーナーの最中だった。

 会場が突然暗転、「何? 何?」と7人がざわつく中、ステージ上のスクリーンに「CDデビュー決定!」の文字が映し出された。その瞬間、7人は大きくガッツポーズを見せ、そして泣き崩れた。顔を真っ赤にしながら、互いに肩を抱き合い、輪になって喜びを分かち合った。大橋は「ホンマに良かったです。本当にありがとうございました」と声を振り絞り、ファンから大きな拍手を浴びた。

 さらに発表直後のステージ裏では、事務所入所から17年半という期間を経て悲願のCDデビューをつかみ取った藤原が「長かったね、17年半。(これから歌う)「Time View」やばいっすね。歌詞が“どれだけ夢を見てきただろう かなうはずがないと思っていたあの頃を 思い出しては考えないフリをした”それが現実となる。みっちー(道枝)に感謝やわ」と目を潤ませた。そして、メンバーそれぞれがあふれる感情を胸に歌い上げる。

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