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表紙は名作「火の鳥」のワンシーン 手塚治虫作品と現代SDGsの“共通点”特集

 ライフスタイルマガジン『FRaU(フラウ)』1月号「世界を変える、はじめかた。2022」が21日、発売された。表紙は手塚治虫の名作「火の鳥」のワンシーンになっている。

FRaU(フラウ)1月号「世界を変える、はじめかた2022」

FRaU(フラウ)1月号「世界を変える、はじめかた2022」

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 同誌は2019年1月号で世界で初めて「1冊まるごと」SDGsを特集した女性誌として話題に。その後も毎年12月末に発売される1月号ではまるごとSDGs特集を実施してきた。

 今回の表紙に選ばれたのが手塚治虫の不朽の名作「火の鳥」太陽編の1シーン。1954年から描かれた火の鳥をはじめとして膨大な作品に現代のSDGsにつながるテーマがあると考え、「今こそ読みたい、手塚治虫からのメッセージ」とした巻頭特集を制作した。

 手塚治虫が手がけた約700タイトル、ページ数にして約15万枚という膨大な作品の多くは、自然、環境、声明、動物、科学、戦争、人権などをテーマにしており、現代のSDGsにつながるテーマを多く描いている。

 また、1989年に亡くなった直後に刊行されたエッセイ『ガラスの地球を救え 二十一世紀の君たちへ』には、今の世界を予言するような内容が残されていることもあり、今回の特集は、二十一世紀を生きる私たちに向けられたメッセージに、今こそ耳を傾けるべきなのではという思いで企画。誌面では、印象的な漫画のシーンと手塚治虫の言葉を掲載している。

関連写真

  • FRaU(フラウ)1月号「世界を変える、はじめかた2022」
  • 『火の鳥』未来編(c)手塚プロダクション
  • 火の鳥』望郷編 (c)手塚プロダクション

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