吉本興業は12月1日、農林水産省とタッグを組んだ取り組み『よしもともニッポンフードシフト』推進活動をスタート。同日、都内で行われたキックオフイベントに、“食”にちなんだお笑い芸人たち総勢22組37人がそろい、金子原二郎・農林水産大臣から委嘱状を受けとった。 農林水産省が今年度から推進する、食と農のつながり呼びかける国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」と連携した取り組み。吉本興業の藤原寛副社長は「吉本興業の100組を超える数の芸人が『食』にまつわるコンビ名をつけておりました。みんな食いしん坊だと思います。国内の食の魅力はもちろん、食にまつわる課題についても、主に若い方々に向けて発信し『ニッポンフードシフト』を盛り上げていきたいと思います」と意気込んだ。 イベントでは、食にちなんだ芸名やコンビ名がついた芸人たちがずらり。日本の食の未来に通ずる農林水産業をアピールするために、「こんなことをしたら、盛り上がるんじゃないか」 と、笑いを交えてアイデアを出し合った。 銀シャリは、芸人たちが全国の食の現場を取材し動画で公開する「ニッポンフードシフト漫才化プロジェクト【農林水産笑】」を紹介し、「公開する動画の終盤では漫才も披露しているので楽しみにしていてください!」と呼びかけた。また、COWCOWは「毎日牛乳やヨーグルトなどをおいしくいただいています。冬になると牛乳の消費が落ちてしまい、廃棄されてしまうことも多いため、みなさんにもたくさん飲んでいただければと思います」と、熱く語った。銀シャリ、COWCOW、和牛の出演動画が公式サイトで公開中。