先日の『ショパン国際ピアノコンクール』で日本人として50年ぶりに2位入賞を果たしたピアニスト・反田恭平（27）が、MBSラジオ『反田恭平 Growing Sonority』（毎週月曜　後6：00〜6：30）でパーソナリティーを務めている。

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　タイトルの一部となっている“Sonority”は「響き」の意味で、毎回、反田が音楽観やピアノへの思い、普段は見せない一部などを存分に語っている。

　10月25日の放送では、同じピアニストの角野隼斗をゲストに迎え、豪華な顔合わせが実現。角野は、“Cateen”名義で自ら作編曲を手がけて演奏動画をYouTube配信し、チャンネル登録者数80万人を突破する新しいタイプのピアニスト。また、反田とともに今年のショパンコンクールで3次予選まで進んだ。

　番組内で「ショパンがなぜ日本人に愛されるか？」という話題で、角野が「日本人の繊細な美的感覚がショパンと似ている」と語れば、反田は「クラシック音楽の洋式の演奏スタイルにアジア人ならではのアイデアで色を塗ることができる。クラシックは意外と和の文化と合うことがある！」と解説。きょう1日の放送でも反田が登場し、私生活などを明かした。

　15日の放送では、『ショパン国際コンクール』を舞台にしたアニメ『ピアノの森』で主人公の声を担当した斉藤壮馬がゲスト出演する。今回の反田の快挙は『ピアノの森』と重なることから、アニメファンからも注目が集まっている。