お笑いコンビ・ナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)がパーソナリティーを務めるニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン(ANN)』(毎週木曜 深1:00)の番組イベント『ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭』が10月31日、横浜アリーナで開催された。放送開始22年目にして、2人では初となるアリーナイベントに豪華ゲストと演出の数々が飛び出し、会場と配信でリスナーが歓喜した(※以下、ネタバレを含む)。
今回の歌謡祭は、ナイナイ2人がそろい立つ番組初のアリーナイベント。今回のイベントは今年1月に開催を予定していたものの中止となってしまった番組イベントの内容をリニューアルして実施。ナインティナインの“ふたり”だからこそ開催できる特別なイベントとして、有観客と配信で行われた。
ゲストには、番組で「DO DO FOR ME」がたびたびオンエアされている知念里奈、矢部の鼻を生実況して話題を呼んだ徳光和夫、呼称について番組で論争が巻き起こった“ヒデちゃん”こと中山秀征、番組のエンディングテーマを歌っているネクライトーキー、矢部のソロデビュー曲「スタンドバイミー」を手がけた石崎ひゅーい、番組スポンサーで“高須先生”との愛称でもおなじみの高須克弥氏、岡村が単独で行っていた歌謡祭時代から“歌姫”として活躍してきたMay J.が登場。サプライズゲストとして田原俊彦、メッセンジャーの黒田有も出演し、矢部は番組コーナーで人気に火がついた“桑田ヤベスケ”としても歌唱を披露した。
ナイナイの2人がリスナーの前に姿を見せるのは、14年3月の番組本イベント、同年9月の矢部卒業時以来。オープニングでは、2人の軌跡をまとめたVTRが放映された後、吉川晃司と布袋寅泰によるロックユニット・COMPLEXが2011年に行った東日本大震災復興支援チャリティーライブ『日本一心』オープニングでのオマージュで、ナイナイが登場。「POISON〜言いたいことも言えないこんな世の中は〜」を2人で歌唱して、盛大に幕開けした。
横浜アリーナで6度目の「POISON」を歌った岡村とは対照的に、矢部は「言うてしまうよ、超気持ちいい」と満面の笑み。岡村は「5分押しで始めるのがかっこいいと思っていたんですけど、配信もあるから、きっちり始めるのがかっこいいんですって」と笑わせながら「きょうも大変な中集まっていただいていますから。配信も初めてですけど、やらせていただいて。家族で見てはる方もいるでしょうし…」と呼びかけた。
「はしもっちゃん」と親しまれているMay J.は、ナイナイが番組内でうまく歌唱できなかった楽曲を圧倒的な歌唱力で披露。徳光はアリーナでの歌唱とナイナイとのトークに「生きていてよかった。本当に嘘偽りなく、思い残すことはございません」と声を弾ませた。そんな中、登場を果たしたヤベスケも「みんな、ありがとねー! 気持ちいいですよねー」と笑顔を見せるも、岡村から「グッとカラオケ感が増した。うっすらものまねしてんのかなっていうのがね」とツッコミを受けていた。
「DO DO FOR ME」を熱唱した知念は「この番組だけです。この曲をこんなに愛してくれるのは」と感謝のコメント。呼称について番組で論争が巻き起こった“ヒデちゃん”こと中山は、岡村への厳しい姿勢のノリをそのままに、歌とトークで魅了した。番組スポンサーで“高須先生”の愛称で親しまれている、高須クリニックの高須氏のパートでは「全国一斉!矢部浩之のチューバッカクイズ」を開催。番組のヘビーリスナーとしても知られるaikoは、自身のツイッターでチューバッカクイズに参加していたことを明かし、見事に正答していたことがわかるなど、配信ならではの盛り上がりも見られた。
岡村の歌唱パートの前には、矢部による少林寺拳法パートも。直前の番組に電話出演する予定だったものの、諸々の事情から“寝落ち”してしまったメッセンジャー・黒田がサプライズ登場を果たし、矢部とリスナーに謝罪する一幕も見られた。岡村ソロ歌唱パートでは、奥田民生に直々に許可を取ったという「イージュー☆ライダー」をはじめ、「HELLO」、うっせぇわの替え歌「ちっせぇわ」を歌い上げ、リスナーに楽しいひとときを届けていった。
石崎が手がけたバラードソング「スタンドバイミー」でソロデビューを果たした矢部が、客前で初めて同曲をしっとりと歌唱。その後、宣伝部長を務める岡村が「スタンドバイミー」が12月22日にCDで発売すると報告し、石崎も「矢部さんみたいな歌を人間味あふれる歌う歌手がいないというか…。楽しみにしています、『Mステ』とか」と“アーティスト・矢部浩之”のさらなる飛躍に期待を寄せた。
石崎から岡村結婚を祝う「花瓶の花」歌唱で、一気にエンディングへと向かう中、ネクライトーキーが番組エンディング曲「明日にだって」を歌唱。ここで終わりかと思いきや、、かねてから「結婚したらみんなで『ワッショイワッショイ』と神輿を担いでほしい」と口にしていた岡村の願いをかなえるため、大きなうちわを持った矢部を先頭に、番組スタッフと鍛冶マネージャーが神輿に岡村を乗せて登場。念願成就に、岡村は手紙を持参し「リスナーへ」との書き出しで「この手紙をもって、僕の新婚さんとしての最後の言葉とする」と呼びかけ、過去の自身のアカデミー賞での迷スピーチも引き合いに出しながら、愛のあふれるメッセージを寄せた。
さらに、サプライズゲストで田原が登場すると、会場のボルテージも最高潮に。最後は出演者がズラリと登場を果たし、矢部をメインにした「HOWEVER」の合唱で大団円を迎えた、岡村から会場の観客に向けて「(オフ会などはせず)蜘蛛の子を散らすように帰っていただきたいと思います」とのお言葉が飛び出し、最後は2人で「わーわー言うております、お時間です、さようなら」とのいつものフレーズで呼びかけて、およそ3時間半におよぶイベントが幕を閉じた。オンライン配信チケットは、11月7日 午後6時まで発売されており、アーカイブ配信は同日中となっている。
今回の歌謡祭は、ナイナイ2人がそろい立つ番組初のアリーナイベント。今回のイベントは今年1月に開催を予定していたものの中止となってしまった番組イベントの内容をリニューアルして実施。ナインティナインの“ふたり”だからこそ開催できる特別なイベントとして、有観客と配信で行われた。
ゲストには、番組で「DO DO FOR ME」がたびたびオンエアされている知念里奈、矢部の鼻を生実況して話題を呼んだ徳光和夫、呼称について番組で論争が巻き起こった“ヒデちゃん”こと中山秀征、番組のエンディングテーマを歌っているネクライトーキー、矢部のソロデビュー曲「スタンドバイミー」を手がけた石崎ひゅーい、番組スポンサーで“高須先生”との愛称でもおなじみの高須克弥氏、岡村が単独で行っていた歌謡祭時代から“歌姫”として活躍してきたMay J.が登場。サプライズゲストとして田原俊彦、メッセンジャーの黒田有も出演し、矢部は番組コーナーで人気に火がついた“桑田ヤベスケ”としても歌唱を披露した。
ナイナイの2人がリスナーの前に姿を見せるのは、14年3月の番組本イベント、同年9月の矢部卒業時以来。オープニングでは、2人の軌跡をまとめたVTRが放映された後、吉川晃司と布袋寅泰によるロックユニット・COMPLEXが2011年に行った東日本大震災復興支援チャリティーライブ『日本一心』オープニングでのオマージュで、ナイナイが登場。「POISON〜言いたいことも言えないこんな世の中は〜」を2人で歌唱して、盛大に幕開けした。
横浜アリーナで6度目の「POISON」を歌った岡村とは対照的に、矢部は「言うてしまうよ、超気持ちいい」と満面の笑み。岡村は「5分押しで始めるのがかっこいいと思っていたんですけど、配信もあるから、きっちり始めるのがかっこいいんですって」と笑わせながら「きょうも大変な中集まっていただいていますから。配信も初めてですけど、やらせていただいて。家族で見てはる方もいるでしょうし…」と呼びかけた。
「はしもっちゃん」と親しまれているMay J.は、ナイナイが番組内でうまく歌唱できなかった楽曲を圧倒的な歌唱力で披露。徳光はアリーナでの歌唱とナイナイとのトークに「生きていてよかった。本当に嘘偽りなく、思い残すことはございません」と声を弾ませた。そんな中、登場を果たしたヤベスケも「みんな、ありがとねー! 気持ちいいですよねー」と笑顔を見せるも、岡村から「グッとカラオケ感が増した。うっすらものまねしてんのかなっていうのがね」とツッコミを受けていた。
「DO DO FOR ME」を熱唱した知念は「この番組だけです。この曲をこんなに愛してくれるのは」と感謝のコメント。呼称について番組で論争が巻き起こった“ヒデちゃん”こと中山は、岡村への厳しい姿勢のノリをそのままに、歌とトークで魅了した。番組スポンサーで“高須先生”の愛称で親しまれている、高須クリニックの高須氏のパートでは「全国一斉!矢部浩之のチューバッカクイズ」を開催。番組のヘビーリスナーとしても知られるaikoは、自身のツイッターでチューバッカクイズに参加していたことを明かし、見事に正答していたことがわかるなど、配信ならではの盛り上がりも見られた。
岡村の歌唱パートの前には、矢部による少林寺拳法パートも。直前の番組に電話出演する予定だったものの、諸々の事情から“寝落ち”してしまったメッセンジャー・黒田がサプライズ登場を果たし、矢部とリスナーに謝罪する一幕も見られた。岡村ソロ歌唱パートでは、奥田民生に直々に許可を取ったという「イージュー☆ライダー」をはじめ、「HELLO」、うっせぇわの替え歌「ちっせぇわ」を歌い上げ、リスナーに楽しいひとときを届けていった。
石崎が手がけたバラードソング「スタンドバイミー」でソロデビューを果たした矢部が、客前で初めて同曲をしっとりと歌唱。その後、宣伝部長を務める岡村が「スタンドバイミー」が12月22日にCDで発売すると報告し、石崎も「矢部さんみたいな歌を人間味あふれる歌う歌手がいないというか…。楽しみにしています、『Mステ』とか」と“アーティスト・矢部浩之”のさらなる飛躍に期待を寄せた。
石崎から岡村結婚を祝う「花瓶の花」歌唱で、一気にエンディングへと向かう中、ネクライトーキーが番組エンディング曲「明日にだって」を歌唱。ここで終わりかと思いきや、、かねてから「結婚したらみんなで『ワッショイワッショイ』と神輿を担いでほしい」と口にしていた岡村の願いをかなえるため、大きなうちわを持った矢部を先頭に、番組スタッフと鍛冶マネージャーが神輿に岡村を乗せて登場。念願成就に、岡村は手紙を持参し「リスナーへ」との書き出しで「この手紙をもって、僕の新婚さんとしての最後の言葉とする」と呼びかけ、過去の自身のアカデミー賞での迷スピーチも引き合いに出しながら、愛のあふれるメッセージを寄せた。
さらに、サプライズゲストで田原が登場すると、会場のボルテージも最高潮に。最後は出演者がズラリと登場を果たし、矢部をメインにした「HOWEVER」の合唱で大団円を迎えた、岡村から会場の観客に向けて「(オフ会などはせず)蜘蛛の子を散らすように帰っていただきたいと思います」とのお言葉が飛び出し、最後は2人で「わーわー言うております、お時間です、さようなら」とのいつものフレーズで呼びかけて、およそ3時間半におよぶイベントが幕を閉じた。オンライン配信チケットは、11月7日 午後6時まで発売されており、アーカイブ配信は同日中となっている。
このニュースの流れをチェック
- 1. 【ナイナイ歌謡祭】岡村隆史、結婚祝いの“神輿”に喜び コンビ初イベントにリスナー熱狂
- 2. 【ナイナイ歌謡祭】“ヒデちゃん論争”は終わらない 岡村隆史「当分はヒデさんでいくわ」
- 3. 【ナイナイ歌謡祭】矢部浩之、ソロデビュー曲がCD化 客前で初披露に石崎ひゅーいも太鼓判「最高でした」
- 4. 【ナイナイ歌謡祭】高須克弥氏、がん闘病から復活アピール 岡村への結婚祝い「なんでもあげますから」
- 5. 【ナイナイ歌謡祭】田原俊彦がサプライズ登場 圧巻のパフォーマンスで沸かす「ハッピーハロウィン!」
- 6. 【ナイナイ歌謡祭】“歌手”矢部から岡村結婚の神輿まで…豪華ゲストと演出でリスナー歓喜の3時間半
- 7. ナイナイ、念願の『ANN歌謡祭』に感謝「お客さんが作ってくれている」 岡村は“ヒデさん”呼び継続
- 8. 矢部浩之、ナイナイ歌謡祭でソロデビュー曲を初披露 リスナーに感謝「やさしいな」
- 9. 【ナイナイ歌謡祭】屈指の名場面“岡村隆史の神輿”を徳光和夫の名口上で振り返る
コメントする・見る
2021/11/01