お笑い芸人のたむらけんじ（49）が14日、自身のYouTubeチャンネルを更新。50歳の節目で芸人を引退すると宣言していたが、撤回する意向であることを伝えた。

　たむらは「きょうはですね、このけんじどりを見ていただいている方、世間のみなさまに伝えたい事がありまして、こうやって動画を撮らせていただいております。大阪の番組の中で、50歳の誕生日を迎えた時に芸人を引退すると、しようと思っていると言いました」と回顧。

　続けて「それから1年ちょっとが経ちまして。いろんな方からいろんなお言葉をいただきまして。芸人の先輩、後輩、僕が信頼するお友達から、いろんなアドバイス、時にはお叱りもいただきまして。自分のことだけでなく、いろいろと考えました。その結果、私たむらけんじ、芸人を引退すると言ったことを撤回させていただきます。すみません」と謝罪した。

　その上で「その時は本当にそう思っていましたし、芸人をやめて、アメリカに行って、違ったことにチャレンジしようと思っていました。本当にその時は、ちょっとカッコつけているというか、そういう気持ちがあったんですね。芸人を50歳でやめたら、かっこええやんみたいな気持ちがあったのは確かです。それだけではなくて、退路を断ちたいとか、そういう思いがあって、アメリカでチャレンジするんだと…」と言葉を紡いでいった。

　さらに「いろんな方からのアドバイスを聞いて、芸人をやめなくても、僕がやりたいことができるんじゃないかと。芸人のままで行った方が、いい化学反応が起きるんじゃないかと思ったので。来年の9月で一旦、日本のテレビ番組は、わがままを言いまして、卒業させてもらいます。すべての日本での仕事は一旦リセットします。アメリカに行って、エンターテインメントの勉強をしながら、タレント活動のようなことができたらいいなと思っています」と明かした。

　たむらは、昨年12月放送の『幸せやねん！7時間30分SP』で、芸人引退を示唆。その後、イベントに登場した際に、真意を聞かれると「状況が整えばやめよかなと思っています」と認めた。また、あらためて「50歳の誕生日にやめようと思っています」と具体的な予定を明かしていた。

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