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少年忍者・川崎皇輝、緊張の単独バラエティー&ロケ取材に初挑戦振り返る 憧れは櫻井翔【インタビュー】

 ジャニーズJr.の人気グループ・少年忍者川崎皇輝(※崎はたつざき)が、11月7日に放送されるTOKYO MXの特番『ニッポンの地図〜伊能忠敬「大日本沿海輿地全図」完成二百年 江戸時代から最新技術まで 地図から見えるこの国のカタチ〜』(後7:00)に出演する。普段はリーダーとして大人数をまとめている川崎がグループを飛び出し、バラエティー単独出演、地図にちなんだ4ヶ所を巡るロケ取材にも挑戦した。ORICON NEWSでは、川崎にインタビュー実施。改めてその感想や、今後のバラエティー番組出演への意気込みについて聞くと“勉強熱心”な素顔も垣間見えた。

『ニッポンの地図〜伊能忠敬「大日本沿海輿地全図」完成二百年 江戸時代から最新技術まで 地図から見えるこの国のカタチ〜』に出演する川崎皇輝(少年忍者) (C)TOKYO MX、スタイリスト 柴田拡美(Creative GUILD)

『ニッポンの地図〜伊能忠敬「大日本沿海輿地全図」完成二百年 江戸時代から最新技術まで 地図から見えるこの国のカタチ〜』に出演する川崎皇輝(少年忍者) (C)TOKYO MX、スタイリスト 柴田拡美(Creative GUILD)

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■少年忍者では“MC担当” 天野ひろゆき&関根麻里に感動「勉強になります」

 伊能忠敬の「大日本沿海輿地全図(伊能図) 」の完成から今年で二百年にちなんで、過去・現在・未来の日本地図のすごさを伝える情報バラエティー番組。全国各地にある伊能忠敬ゆかりの地巡りや、今も伊能忠敬イズムが継承される最先端の地図づくりの現場を探っていく。来年度から、高校で「地理」が必須科目になって、自然災害に備える防災地図の読み取り方や国際社会における日本の位置付けなどを学ぶことになる今、楽しく『地図』の物語をひも解いていく。

 スタジオには川崎のほか、天野ひろゆき(キャイ〜ン)、関根麻里、そして元国土地理院長の星埜由尚氏が登場。収録を終え「ユニットや事務所から一人で番組に出させていただくのは初めてで。本当に“ひとり仕事”だったのですが、天野さんや関根さんに圧倒されました。しゃべりのテンポや先生とのお話だったり、広げ方もさすがでした。台本に『感想』と書いてあったため僕も準備はしていたのですが、どこが使われているか、オンエアを観るまでドキドキです」と声を弾ませる。

 少年忍者のYouTubeではMCとして仕切り役を担うことも多い“しっかり者”な川崎だが「普段から番組など観て勉強もするんですけど、実際に、スタジオで聞くことは勉強になります。編集が入ると番組はスムーズになるし、僕もYouTubeではそれに助けられているんですけど、編集なしでも見ていて飽きないテンポ感は感動しました。横で見ていてすごいな、と思いました」と刺激を受けたそう。

 「番組を通して勉強していくという形だったので事前準備したい気持ちはぐっと抑えて。みんなが知っているような基礎的な情報だけ入れて、その場で気になったことが聞けたら良いなと、ロケで疑問に思ったことをその場で学芸員の方に聞こう、と準備しすぎないようにしました。トークバラエティーでは準備しすぎてコケたこともあったのですが今回はそれは抑えて(笑)…なので不安もありました。ある程度、こういうコメントはできるな、こういう返しができたらいいな、と仕込みつつその場で切り返せたらと」と、新鮮な感覚で収録に臨んだそう。

 今回の番組ではスタジオのほかに、まず千葉・香取市の佐原では伊能が17才から33年暮らした地にある伊能旧宅・伊能忠敬記念館を訪問。同じく伊能が第二次測量で訪れた千葉・銚子市にも。正確な測量のため富士山の方位を基準にするため、富士山が見えるまで伊能たちは何日も待ったというが、川崎は富士山を見ることができたのか――。

 そして鹿児島・南九州市にも飛ぶ。伊能が第七次・第八次測量で訪れた地。伊能が「絶景」と称した場所がある。その絶景・番所鼻自然公園を訪れたほか、鹿児島名物・両棒餅(ぢゃんぼもち)も堪能。さらに、伊能の測量に多大な協力をした薩摩藩と伊能の関係を、島津家の庭園である『仙厳園』で薩摩藩の歴史に詳しい大学教授から話を聞く。さらに最先端の地図作りとして現代の最先端の地図『ダイナミックマップ基盤』を開発している企業へ取材も行った。

 「伊能忠敬記念館は、普段はいかない場所ですし、記念館や資料館などは、学校の行事で行く場合も意外と流し見してしまったりするのですが今回、学芸員の方に1対1でついてもらい『自由に聞きたいことを聴いてください』と言う指示をいただいたので後半は、楽しくなって聞きたいことを聴いていました(笑)。1対1で解説してもらう機会もなかなかないので、ちゃんと解説していただける状況がすごく楽しかったです。並んでいる道具を解説していただき、地図の書き方や仕組み、歴史的背景とか、文字を読むより、直接教えていただけると、より興味が湧きました。鹿児島は、久しぶりに飛行機乗って遠出して、景色もきれいに見えるまで天気も回復したので、いい思い出になりました」と楽しみながら収録を満喫した。

 それを受けてのスタジオの手応えについては「ロケ行ったからこそわかることや、ロケのVTRに入っていないところもあったので、行った人にしかできないコメントをしようと心がけたのですが、できましたかね…?(笑) 僕も観てのお楽しみです」。スタジオ・VTRともに奮闘する姿に注目だ。

■クイズ部には“仮入部”インテリイメージに恐縮「キャラに追いつかないと…」

 現役大学生であり、ジャニーズJr.のなかでも“インテリ”なイメージが強い川崎。「もともと、学校で地理はやっていなかったのですが小学校の授業はすきでした。高校生になると、どうして難しくなってしまうんですかね…(笑)。大学の授業でも暗記は苦手なので実技系の授業をとってしまうんです。僕は“頭が良さそう”なだけなので(笑)。

 Jr.のなかでの“頭が良さそう”なイメージでは自信があるのですが、そのキャラに見合うように勉強しようとプレッシャーしかないですね。キャラに追いつかないといけない。教養の身につくバラエティーのお仕事はすごくうれしいです。Jr.の先輩でもそういった番組に出ている方や、クイズ番組に出演されている方もいらっしゃいますし、僕もそういう番組に出演していけたら、と思います」と意欲を示す。

 ジャニーズの若手メンバーで構成され、クイズ番組などでも活躍が目覚ましい“ジャニーズクイズ部”にも“仮入部”状態だそうで「この前も完全プライベートで(Snow Manの)阿部(亮平)くんがクイズの勉強会を用意してくれたのですが初歩的な問題でつまずいて突っ伏しました…。本当にクイズ部のみなさんは頭が良いので、今後、一緒にクイズ番組に出させていただくことがあったら足を引っ張らないようにしたいと思います」と謙虚さをみせる。

 そんな川崎のジャニーズ事務所に入所したきっかけは、インテリジャニーズのさきがけとも言える存在・嵐の櫻井翔。「オリンピックのときの櫻井くんのリポートだったり『さすがだな』と思いました。バラエティーを観るのがすきなので、どうしても勉強の方向で見てしまいます。僕は櫻井くんに憧れて入所して、9年間仕事をしてきたので、一番憧れています。櫻井くんはオールラウンダーなのでバラエティーでは一人でふざけたりもできるし、ニュース番組のロケでは真面目に取り組まれていて、そういう明るく楽しいロケもできたらいいですし、多様な方向性で活躍できたらいいな、と思います」と尊敬しながら自らのやり方を模索しているそう。

 最後には「伊能忠敬といえば、地図を作った人という知識で止まっている気がしますが、日本中を歩いて地図を作った人というイメージからロケやスタジオで深堀りしているので、もっと知識を深めてもらえたら、と思いつつ、今の地図の作り方も紹介しているので楽しんでいただけたらと思います」としっかりアピール。「僕は頭が良さそうなだけ」と謙そんしつつも、知識面だけではなく「真面目なロケも面白いロケも、先輩を観てそのやり方を勉強しています」という貪欲な姿勢が今後の活躍にも結びついていきそうだ。

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