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生活困窮者支援4団体、DaiGoの“差別発言”に緊急声明「極めて悪質な発言」

 メンタリストのDaiGo(34)がホームレス生活者や生活保護受給者らを差別するような発言をした件について、生活困窮者を支援する4団体が14日、緊急声明を発表した。

DaiGo (C)ORICON NewS inc.

DaiGo (C)ORICON NewS inc.

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 DaiGoは、7日に配信した動画で「僕は生活保護の人たちにお金を払うために税金を納めてるんじゃないからね。生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら、猫を救ってほしいと僕は思うんで」と発言。さらに「自分にとって必要の無い命は軽いんで。ホームレスの命はどうでもいい」などと話し、炎上や批判が集まっていた。その後、13日夜の生配信で「大変申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 DaiGoの発言を受け、「生活保護問題対策全国会議」「一般社団法人つくろい東京ファンド」「新型コロナ災害緊急アクション」「一般社団法人反貧困ネットワーク」の4団体は、連名で「メンタリストDaiGo氏のYouTubeにおけるヘイト発言を受けた緊急声明」を発表した。

 4団体は「ホームレスの人や生活保護利用者の命は要らないとする、DaiGo氏の一連の発言は、人の命に優劣をつけ、価値のない命は抹殺してもかまわない、という『優生思想』そのものであり、断じて容認できるものではありません」と指摘。「これらの発言は、差別を煽動(せんどう)する明確な意図に基づいて行われたものであり、現に、路上生活者に対する差別に基づいた襲撃事件が後を絶たない中、さらなるヘイトクライムを誘発する危険のある、極めて悪質な発言と言わざるを得ません」と危惧した。

 そして「私たちは、私たちの社会を守るため、DaiGo氏の一連の差別扇動を許さないという姿勢を、より明確に社会全体で示す必要があると考え、以下の5点を求めます」とし、「発言を真摯に反省・撤回し、生活保護利用者、ホームレス状態にある人々に謝罪すること」「マスメディアは、DaiGo氏の起用を差し控え、その発言の問題点を報道し、このような発言を許さない姿勢を明確にすること」などを訴えた。

■生活困窮者支援4団体の緊急声明

1:DaiGo氏は、形だけの反省・謝罪にとどまらず、この動画がヘイトスピーチに該当する内容であることについて真の理解に至ったうえで、改めて発言を真摯に反省・撤回し、生活保護利用者、ホームレス状態にある人々に謝罪すること。また、「処刑」や「殺す」という言葉を用い、特定の人たちを社会から排除・抹殺することを正当化することは、ヘイトクライムやジェノサイドを誘発しかねない反社会的行為であることを認識し、この点についても明確に発言を撤回し、謝罪すること。

2:「最後は生活保護がある」と述べた菅首相は、DaiGo氏の発言が許されないものであることを明言したうえで、生活保護の申請が国民の権利であることを率先して市民に呼び掛けること。

3:厚生労働省も、公式サイトにおける「新型コロナウイルス感染症の影響により生活にお困りの皆さまへ」のページにおいて、生活保護制度の案内を大きく取り上げる等、制度利用を促す発信に力を入れること。福祉事務所が追い返しなどしないように、周知徹底をはかること。

4:マスメディアは、DaiGo氏の起用を差し控え、その発言の問題点を報道し、このような発言を許さない姿勢を明確にすること。

5:私たち市民は、今回のDaiGo氏の発言を含め、今後ともこのような発言は許されないことを共に確認し、これを許さない姿勢を示し続けること。

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