俳優の桜木那智が12日、都内で行われた Vシネクスト『ゼロワンOthers仮面ライダーバルカン＆バルキリー』（8月27日から期間限定上映＆11月10日にBlu-ray／DVDリリース予定）完成披露舞台あいさつに登壇した。

【写真】その他の写真を見る

　『仮面ライダーゼロワン』完結編となる作品で、仮面ライダーバルカン／不破諫（岡田龍太郎）、仮面ライダーバルキリー／刃唯阿（井桁弘恵）が主人公の物語。仮面ライダーサウザー／天津垓の桜木は久しぶりに役衣装を着たため「久しぶり過ぎて緊張して、どうやって着てたっけな、とか…。指輪、どっちにつけたっけなってなりました」と話し、笑わせた。

　短いながらも印象的なシーンに。筧昌也監督は「悪役を演出するのは楽しいんですよ。『ゼロワンOthers』の第3弾として『サウザー』とかあればやりたい。僕、実は仮面ライダーゼロワン仮面ライダーサウザーに会ってない」と明かし、続編の制作を希望。ただ、筧監督は「（サウザーは）もう（色が）黒になっちゃったんだっけ？」と裏話をぶっこみ、桜木は「あれ（仮面ライダーザイア）は別のライダーなので…」と大慌て。それでも筧監督の提案には「またぜひ！」と前向きだった。

　本作は前作『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』から続く物語。A.I.M.S.の隊長・刃唯阿に対し、国防長官の大門寺は仮面ライダー滅亡迅雷の破壊を命じる。この指令に戸惑う唯阿だったが、仮面ライダー滅亡迅雷も、また次の標的を唯阿＝仮面ライダーバルキリーに定めていた。さらに、ZAIAエンタープライズの呪縛から逃れた兵士型ヒューマギア＝ソルドたちも、自由を求めてA.I.M.S.との全面戦争に乗り出す。一方、滅亡迅雷.netの4人の壮絶な最期を目撃した不破諫は“真意”に気づき始めていた。あくまで自らの“正義”を貫き、仮面ライダー滅亡迅雷やソルドたちとの戦いを拒み続ける唯阿の運命は。そして、ひとつの覚悟を決めた諫は、仮面ライダーバルカンとして、最後の使命を果たそうとする。

　舞台あいさつには、岡田、井桁、鶴嶋乃愛、桜木那智、中川大輔、砂川脩弥、山口大地、中山咲月も参加した。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」