俳優の妻夫木聡が主演を務める終戦ドラマ『しかたなかったと言うてはいかんのです』が、きょう13日午後10時からNHK総合で放送される。“戦犯の医師”を演じる妻夫木は「『一度きりの人生、もっとできることがあるのではないか』『私はこんな人間になりたい』など、このドラマから少しでも何かを感じていただけたらうれしいです」とコメントを寄せた。
太平洋戦争末期に行われた「生体解剖」。命を救うはずの医師が犯した恐ろしい罪とその裏に隠された真相。死刑判決を受けて自分自身と向き合う医師と、その判決に異議を唱え、公正な裁きを求めて奔走する妻。苦悩の果てにたどりついたありのままの真実とはいったい何なのか? 人間の狂気と正気を描き出すヒューマンサスペンスが描かれる。
妻夫木が演じる鳥居太一は、教授に中止を進言したが、手術は続行され、終戦後に戦犯となる立場。その妻・房子を蒼井優が演じ、実験手術に反対した夫が、首謀者とされて死刑判決を受けたことに納得せず、夫を救出するために奔走する。
そのほか、死刑囚棟の同じ房で、太一と生活することになる元軍人・冬木克太を永山絢斗。優れた外科医としての能力をもち、野心に溢れた独裁的な性格で、捕虜の実験手術を実行する石田幸三を鶴見辰吾。米兵捕虜8人を大学での実験手術に提供し、BC級戦犯裁判の判決で、太一と同じく死刑囚となる進藤直満を山西惇。太一の父・鳥居一郎を辻萬長。元陸軍中将の死刑囚・岡島孝輔を中原丈雄、戦犯裁判の弁護側通訳として活動する三浦清子を若村麻由美が演じる。
■妻夫木聡コメント
罪とは何か。太一が犯したこと自体は罪だが、何が本当の意味でいけなかったのか。死刑に処されるべきなのか。彼の心の内を想像し、その答えを探す日々でした。正直、太一の妻や子どもたちのことを考えると、死にたくないという思いにも至り、役を演じる上では、さまざまな葛藤がありました。
戦時下の出来ごとを“しかたなかった”のことばで片付けては、すべてが過去になってしまいます。しかし、本人たちにとっては死ぬまで変わらない現実だったのではないかと思います。だからこそ、私たちはその思いを受け継ぎ、この先も未来永劫、伝えていく必要があります。 皆さんにも「一度きりの人生、もっとできることがあるのではないか」「私はこんな人間になりたい」など、このドラマから少しでも何かを感じていただけたらうれしいです。
太平洋戦争末期に行われた「生体解剖」。命を救うはずの医師が犯した恐ろしい罪とその裏に隠された真相。死刑判決を受けて自分自身と向き合う医師と、その判決に異議を唱え、公正な裁きを求めて奔走する妻。苦悩の果てにたどりついたありのままの真実とはいったい何なのか? 人間の狂気と正気を描き出すヒューマンサスペンスが描かれる。
そのほか、死刑囚棟の同じ房で、太一と生活することになる元軍人・冬木克太を永山絢斗。優れた外科医としての能力をもち、野心に溢れた独裁的な性格で、捕虜の実験手術を実行する石田幸三を鶴見辰吾。米兵捕虜8人を大学での実験手術に提供し、BC級戦犯裁判の判決で、太一と同じく死刑囚となる進藤直満を山西惇。太一の父・鳥居一郎を辻萬長。元陸軍中将の死刑囚・岡島孝輔を中原丈雄、戦犯裁判の弁護側通訳として活動する三浦清子を若村麻由美が演じる。
■妻夫木聡コメント
罪とは何か。太一が犯したこと自体は罪だが、何が本当の意味でいけなかったのか。死刑に処されるべきなのか。彼の心の内を想像し、その答えを探す日々でした。正直、太一の妻や子どもたちのことを考えると、死にたくないという思いにも至り、役を演じる上では、さまざまな葛藤がありました。
戦時下の出来ごとを“しかたなかった”のことばで片付けては、すべてが過去になってしまいます。しかし、本人たちにとっては死ぬまで変わらない現実だったのではないかと思います。だからこそ、私たちはその思いを受け継ぎ、この先も未来永劫、伝えていく必要があります。 皆さんにも「一度きりの人生、もっとできることがあるのではないか」「私はこんな人間になりたい」など、このドラマから少しでも何かを感じていただけたらうれしいです。
2021/08/13